ミニトロテープを発売
1997年2月10日
杏林製薬株式会社(本社 東京都 社長 荻原 秀 資本金36億23百万)は日清製粉(株)より、経皮吸収型・心疾患治療剤「ミニトロテープ」を導入し、2月12日に発売する。
ミニトロテープは平成6年に上市され、現在は日清キョーリン製薬(株)、ベーリンガー・マンハイムの2社で販売をしている。 当社は日清製粉(株)との合弁事業の更なる進展による商品の品揃え強化と、狭心症治療貼付剤市場の拡大が期待できることから、発売後2年を経過しているが、日清キョーリン製薬(株)をはじめとする2社と並行販売を行うこととした。
ミニトロテープはニトログリセリンを主成分とする貼付剤で、薬価は139円70銭。(27mg,20cm2、 1枚)1日1回の貼付で狭心症に優れた効果を示し、小型で薄く貼りやすい、剤形であるなど、優れた特徴を有している。当社としてはミニトロテープを主力品の1つに位置付けてプロモーションを展開し、新規採用を積極的に図っていく予定。売上げ目標は平成11年度、年商17億円に置いている。
参考:日清キョーリン製薬(株)との並行販売品目
- クローン病・潰瘍性大腸炎治療剤「ペンタサ錠250」
- 合成抗菌剤「バクシダール」
- 胃炎・胃潰瘍治療剤「アプレース」
- 抗血小板薬「プロパコール」
- 経皮吸収型・心疾患治療剤「ミニトロテープ」
PDFファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社が配布しているAdobe Reader(無償)が必要です。Adobe Readerをインストールすることにより、PDFファイルの閲覧・印刷などが可能になります。