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広範囲経口抗菌剤「ガチフロ錠100mg」の製造承認取得について

2002年4月11日

杏林製薬株式会社(社長 荻原郁夫)は、4月11日付で厚生労働省より広範囲経口抗菌剤「ガチフロ®錠100mg」(一般名:ガチフロキサシン)の製造承認を取得いたしました。

近年、感染症治療においては、セフェム系・ペニシリン系などのβラクタム剤やマクロライド系薬剤に対する耐性菌の問題、各種抗菌剤の副作用とりわけニューキノロン系抗菌剤としては光毒性、中枢神経作用の低減など医療ニーズは多様化しております。当社は、これら問題に応えるべく日本で初めてキノロン骨格の8位にメトキシ基を導入したEight Methoxy Quinolone(EMQ)として「ガチフロ®錠100mg」の開発を進めてまいりました。

「ガチフロ®錠100mg」は、従来のニューキノロン系抗菌剤の課題であった肺炎球菌をはじめとするグラム陽性菌に加えて、クラミジア、マイコプラズマやペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)等の他剤耐性菌にも強い抗菌力を示します。さらに高い光安定性が確認され臨床における光毒性についても大きく改善しました。

詳しくは下記のPDFファイルをご覧ください。

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