ドクターサロン
ドクターサロン56巻9月号(08.2012)
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甲状腺機能低下症の治療の適応についてご教示ください。 68歳の高血圧症、糖尿病を持っている女性の患者さんです。特別な自覚症状はなくBP140/80前後、HbA1C6.2%くらいで降圧剤のみ服用しております。身長153.5cm、体重72.9kg、BMI 31.1と肥満傾向です。 甲状腺機能検査でTSH8.42μU/㎖(正常値0.47~4.07)、FT4 0.95ng/㎗(正常値0.81~1.38)で、TSHの上昇のみが見られます。ホルモン補充療法の適応があるのかどうかご教示ください。(岡山県開業医)
β-ブロッカーについて以下の点をご教示ください。 1.現在ARBやCa拮抗薬を第一選択とすることが多いが、β-ブロッカーを第一選択とすべきなのはどのような症例か。 2.心不全に対して投与すると一時的に心機能の悪化をみる症例を経験するが、それを避ける方法は。 3.虚血性心疾患の中ではどのような症例に投与すべきか。 4.心房細動に対してはどのβ-ブロッカーも有効か。 5.高齢者、腎機能低下者に対して投与する際の注意点。(岡山県開業医)
eGFRについてご教示ください。 90歳以上の女性で血清クレアチニン値が低めの場合、eGFR150~170㎖/min/1.73㎡という結果報告を受けたが、正常と考えてよいのでしょうか。(新潟県開業医)
47歳男性。岡山県北で林業に従事している。5日前より発熱と倦怠感を自覚し、当院受診。バイタルサインは安定していた。両下肢に紅斑を認めるも搔痒感や自発痛は伴わず。原因がうまく把握できぬままCTMの点滴を行うも解熱せず、さらに倦怠感が増悪するため他院に紹介入院となった。その後の報告では、リケッチア感染症とのことであった。この疾患の診断、治療のポイント等につき、ご教示ください。(岡山県開業医)
企業のグローバル化に伴って、海外長期出張者の増加が見られ、特に東南アジアに出張する人が増加しています。そこで海外渡航時のワクチン接種の必要性、海外での風土病の現状についてご教示ください。(兵庫県開業医)
ドーピングが気になるスポーツ選手に使ってもよい薬剤をご教示ください。 例)感冒、筋肉痛その他の疼痛。(北海道開業医)
高トリグリセライド血症の治療開始についてご教示ください。 血中トリグリセライド値は直前の食事の影響も受けやすく、大きく変動します。どのようなタイミングでの採血が勧められるのか、1回の採血で治療開始を決定してよいのか、どのくらいのTG値となったら治療すべきかなどについてご教示ください。(東京都開業医)
頭部、顔面の多汗症についてご教示ください。78歳女性で半年前より食事時に頭部、顔面全体より垂れるような発汗が生じるようです。基礎疾患はなさそうですが、右鼓膜穿孔で聴力が消失しております。フライ症候群に類似した病態でしょうか。耳鼻科での手術はしておりません。対症療法もご教示ください。(大阪府開業医)
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