ドクターサロン58巻2月号(1.2014)

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聖路加国際病院心臓血管外科部長 三隅寛恭 先生

腹部大動脈壁在血栓についてご教示ください。 73歳女性、左上腹部疼痛にて救急搬送され腹部造影CTで当初大動脈解離が疑われましたが、5日後の再検査で上記疾患および腹部大動脈の拡張と診断され、経過観察のみで退院しました。なお、同時施行の冠動脈造影CTで左前下行枝♯7近位部に石灰化を伴うプラークを認め、高度狭窄を疑われカテーテル検査のため転院しました。(大阪府開業医)

昭和大学小児外科教授 土岐彰 先生

上腸間膜動脈症候群についてご教示ください。 22歳女性、入職時健康診断で上記疾患の既往を告げられました。現在も内服薬処方にて経過観察中です。(大阪府開業医)

東京慈恵会医科大学医薬品情報担当主査 北村正樹 先生

薬と食品の相互作用についてご教示ください。 バイアスピリン(100)IT、プラビックス(75)IT、メインハーツ(2.5)1/2T、クレストール(2.5)IT、ネシーナ(25)IT、ネキシウム(10)1cp、レバミピド(100)ITを毎朝服用中ですが、パセリ、ブロッコリー、ニラ(緑黄色野菜)、納豆(ビタミンK)、緑茶、コーヒー(カフェイン)、チーズ、ニシン、ビール、ワイン(チラミン)(アルコール)、牛乳、ヨーグルトは朝食に避けるべきでしょうか。昼・夕食ならばよろしいでしょうか(冠動脈閉鎖術後)。(石川県開業医)

国際医療福祉大学三田病院尿路結石破砕治療センター長 荒川孝 先生

38歳女性、腎杯憩室結石の患者です。無症状で血尿も尿路感染もありません。どう治療したらよいでしょうか。ご教示ください。(東京都勤務医)

防衛医科大学校泌尿器科教授 浅野友彦 先生

尿中NMP22についてご教示ください。 尿路系悪性疾患の鑑別に上記は有用と考えますが、肝機能障害(特に透析をされて乏尿状態のときなど)の場合は高くなりますか。 最近の自身の経験例(血尿)で、正常値を大きく上回る透析患者で膀胱鏡を行いましたが異常なしでした。 さらにスクリーニングとしての適用についてもご教示ください。(三重県開業医)

東京女子医科大学女性生涯健康センター教授 檜垣祐子 先生

インプラント(人工歯根)が原因となる接触皮膚炎についてご教示ください。66歳の女性で約5年前にインプラントを埋め込んだそうです。約1カ月前より入浴等でからだが温まると主として下半身に搔痒感を伴う膨疹(じんましん)が出現しています。抗ヒスタミン剤内服で今のところ軽快しています。他に誘因は見当たらず、インプラントが原因とする術はあるのでしょうか。なお、検血上好酸球の増多なくIgE(RIST)304 IU/㎖(170以下基準値)を得ました。治療方針についてご教示ください。(大阪府開業医)

国立スポーツ科学センターメディカルセンター副主任研究員 土肥美智子 先生

小学校の校医をしています。放課後に野球チームを見ている小学校の先生が、10歳以下の児童に筋肉運動を行うと固い筋肉がつくので禁忌といわれたようで、校医としての意見を求められました。私が子どものころは、クラブ活動や授業で腹筋や背筋運動を行っていたと思いますが、どうなのでしょうか。小学生の筋力アップ運動についてご教示ください。(沖縄県開業医)

日本医科大学学長 田尻孝 先生

国立国際医療研究センター国府台病院院長 上村直実 先生

埼玉医科大学総合医療センター副院長 屋嘉比康治 先生

認定NPO法人日本胃がん予知・診断・治療研究機構理事長 三木一正 先生

NTT東日本関東病院消化器内科・内視鏡部長 松橋信行 先生

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