ドクターサロン58巻8月号(7.2014)

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国際医療福祉大学医療福祉学部教授 上島国利 先生

強迫性障害の治療法についてご教示ください。 40代女性、精神科医の処方内容(パロキセチンCR錠)を継続して投与しており、主症状は安定しています。しかし、数年来同じ薬を服用しているにもかかわらず、特に最近になって日中の傾眠や夜間の悪夢、ほてりや皮膚のじんましんを訴えるようになりました。すべてパロキセチンの副作用とは考えにくいですが、添付文書によると、上記の症状が副作用の欄に記載されています。主症状が安定しており、パロキセチンを中止するにも抵抗があります。どのような方針で対処すればよいでしょうか。(奈良県開業医)

がん・感染症センター都立駒込病院感染症科医長 菅沼明彦 先生

外傷に対する破傷風予防についてご教示ください。 ・トキソイド、グロブリン製剤の使い方、使い分け。 ・傷の汚さにもよると思いますが、外での受傷時は、すべてに予防的な薬剤を使うべきでしょうか。 ・その傷に対しての予防であれば、グロブリン製剤を使うべきではと考えますが、トキソイドを使用をすべき場合は、長期的な予防以外にあるのでしょうか。(北海道勤務医)

東京大学病院医療機器管理部長 住谷昌彦 先生

最近、痛みに関する診断・治療の進歩が目覚ましいようですが、痛みの治療についてご教示ください。 1.痛みは、原因によって侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛などの分類があるようですが、それぞれどのような治療法(内服・外用・注射等)が推奨されているか。 2.いわゆる民間療法(鍼灸・接骨等)の治療効果はどれほどか。 3.リハビリテーションは効果があると聞きますが、どんな内容を行うのか、またその効果について。(愛知県開業医)

埼玉県立循環器呼吸器病センター脳神経外科診療科長 大井川秀聡 先生

くも膜下出血症例での対応についてご教示ください。 以前、当直の際に、くも膜下出血症例にあい、当院で対応不可であったため30分以上離れた総合病院へ搬送することになりました。40代女性、激しい頭痛の訴え、嘔吐あり。血圧160/85㎜Hg、脈拍90、GCS:E3V5M6、頭部CTでくも膜下出血との診断。 1.痛みの訴えあり、意識がある場合、鎮静・挿管すべきか。 2. 血圧160/85㎜Hgの場合、降圧すべきか。降圧の際は、何を使用すべきか、どの程度降圧すればよいか。 3.搬送前に必ず対処しておくべきことはあるか。(岩手県勤務医)

東京女子医科大学東医療センター脳神経外科教授 糟谷英俊 先生

蝶形骨縁髄膜腫についてご教示ください。 76歳男性、糖尿病等で通院中。眼科(視力障害)検査上、上記疾患のため、脳外科で開頭腫瘍摘出術を施行されました。(大阪府開業医)

松本皮膚科形成外科医院院長 松本吉郎 先生

脂肪腫についてご教示ください。 どこまで画像診断すればいいのか。造影MRIやタリウムシンチは必要でしょうか。深在性の場合、例えば有関節前面の脂肪腫(8㎝くらい)をあえて切除する意義はあるのでしょうか。感染症を起こせば切除するでしょうが、切除するメリットとデメリット、経過観察するメリットとデメリットを教えてください。また、粉瘤との違いもご教示ください。(石川県勤務医)

県立広島病院小児科部長 松原啓太 先生

小児のマイコプラズマ肺炎についてご教示ください。 耳鼻科で咳の強いお子さんを治療するにあたり、マイコプラズマの鑑別に苦慮することが多いです。 1.胸部X線設備がない場合、また2013年8月から保健適応のマイコプラズマ抗原定性キットの感度など、診断についてご教示ください。 2.従来のマクロライド治療が耐性化している場合、ミノマイシンを選択すべきか、オゼックスを選択すべきか、ミノマイシンは歯牙黄変を起こすといわれているが、短期なら大丈夫と考えてよいか、キノロン系を安易に小児に対して使ってよいか、治療についてご教示ください。(兵庫県開業医)

済生会横浜市東部病院小児肝臓消化器科部長 乾あやの 先生

乳児肝炎についてご教示ください。 新生児ないし幼若乳児の閉塞性黄疸について「乳児肝炎」と診断されたことがありますが、その病因、病態、治療などについての最近の知識を教えてください。(埼玉県開業医)

東京医科大学循環器内科主任教授 山科章 先生

聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科教授 木村健二郎 先生

東京医科大学循環器内科教授 冨山博史 先生

ライフ・プランニング・クリニック所長/日本大学客員教授 久代登志男 先生

東京女子医科大学高血圧・内分泌内科主任教授 市原淳弘 先生

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