ドクターサロン60巻5月号(4.2016)

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聖マリアンナ医科大学循環器内科准教授 鈴木健吾 先生

クリニックで感染性心内膜炎を見逃さないためのポイントをご教示ください。(新潟県開業医)

埼玉医科大学消化器内科・肝臓内科准教授 中山伸朗 先生

肝機能異常患者さんへの生活習慣病治療薬の処方と注意点についてご教示ください。腎機能低下の患者さんに対しては、クレアチニン、クレアチニンクリアランス等で処方薬の禁忌、減量の目安が示されていますが、肝機能(AST、ALT、γ-GTP)が基準値よりやや高めの患者さんの生活習慣病の治療薬を選択するにあたり、そのような基準はありますか。降圧剤やどうしてもスタチン製剤の投与が必要な場合はどのような薬を第一選択薬にしたらよいでしょうか。また、経過を見るにあたり、注意点があればご教示ください。(山口県勤務医)

東京大学医学部附属病院糖尿病・代謝内科助教 岡﨑啓明 先生

外来にて、高トリグリセリド血症の方をみる機会は多くあります。TG値が1,000㎎/dL以上の場合、急性膵炎の発症リスクが高まるので留意が必要とのことで、当然治療薬等を処方しますが、TG値が正常範囲内に収まることは少ないです。TG値が改善しきらない方の急性膵炎以外の合併症発症リスクは、治療中のTG値と同程度の数値の未治療患者さんの自然史と同じなのでしょうか。それとも高いのでしょうか。(愛知県開業医)

東京都健康長寿医療センター内科総括部長 荒木厚 先生

高齢者の無自覚低血糖についてご教示ください。62歳のときに1型糖尿病を発症し、以後頻回インスリン治療をしている84歳女性です。現在は、トレシーバ8単位朝1回の注射とアピドラ注ソロスターを毎食直前4単位─2単位─4単位打っています。HbA1c 8.2%、GA 26.4%で昼食前の血糖が38㎎/dLでしたが、症状はまったくありませんでした。SMBGは、1日3回(毎食前または眠前)測定していますが、同時刻でも日差が300㎎/dL認められます。現在、当院へ通院中ですが、できればチーム医療体制の整った病院へ紹介したいのですが、プライマリーケア医としてやるべきことをアドバイスいただければ幸いです。(京都府開業医)

東京医科歯科大学医歯学教育システム研究センター准教授 金子英司 先生

特別養護老人ホームの嘱託医をしています。80歳以上の高齢者で、日中はほとんど車いすで座位をとっている入居者で体位性と思われる下腿浮腫が見られます。心不全や甲状腺機能に問題ない場合、放置しておいても問題はないでしょうか。放置して、血栓性静脈炎を起こす可能性はありますでしょうか。(兵庫県開業医)

国立感染症研究所ウイルス第二部第二室長 清水博之 先生

エンテロウイルス感染症についてご教示ください。(茨城県勤務医)

三楽病院臨床検査科部長 東條尚子 先生

スパイロメーターの有効な使い方についてご教示ください。最大強制換気を行う肺機能検査は、高齢者や呼吸器系の症状の強い人などの日常生活の呼吸機能を評価するには適していない場合があると思います。最大換気でなければならない理由はあるのでしょうか。また、普通呼吸での検査の仕方などはないのでしょうか。スパイロメーターはあるものの、一般内科ではその評価に疑問を抱くような結果しか出ないことがあります。(富山県開業医)

帝京大学泌尿科准教授 井手久満 先生

アンチエイジングとしてのエナルモンデポーの使い方についてご教示ください。血中遊離テストステロン値の減少に関して、現行国内ではエナルモンデポーくらいしかありませんが、加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)に対する投与の方法の具体的なプロトコールがあればご教示ください。実費診療でもLOH症候群の治療希望者がいます。(埼玉県開業医)

井上眼科病院副院長 德田芳浩 先生

白内障手術患者の術中虹彩緊張低下症候群(IFIS)についてご教示ください。私自身(77歳)、前立腺肥大症でαブロッカー(以前はハルナール、今はユリーフ)を服用中で、つい先日、白内障の手術を受けました。従来の報告のように、やはり術中にIFISが発症したようですが、問題なく両眼の手術は終わりました。白内障も前立腺肥大症も高齢者に多いため、ぜひご教示ください。(大分県開業医)

東京慈恵会医科大学臨床研究支援センター長 景山茂 先生

東京女子医科大学衛生学公衆衛生学第二講座教授 山口直人 先生

ライフ・プランニング・クリニック(聖路加国際病院サテライトクリニック)所長 久代登志男 先生

自治医科大学企画経営部医療情報部准教授 興梠貴英 先生

東京大学病院臨床研究支援センター・センター長 山崎力 先生

東京慈恵会医科大学臨床研究支援センター特任教授 西川正子 先生

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