ドクターサロン61巻9月号(8.2017)

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埼玉医科大学消化管内科教授 今枝博之 先生

大腸ポリープの切除後、ポリープの再発を防ぐための対策として予防薬の服用はあるのでしょうか。ご教示ください。(群馬県開業医)

慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター教授 鈴木秀和 先生

10年以上の長期間にわたって逆流性食道炎のため、PPI(パリエット10㎎/日)を服用している75歳男性です。BMI22~23で、肥満はありませんでしたが、50代の頃(勤務中)から重度の粘膜病変を認めるGERDがありました。この数年バレット食道も指摘され、毎年胃食道内視鏡検査を受けています。昨年の再検査は胃底腺領域のポリープがやや目立ちますが問題ないとの結果でした。ガストリン(空腹時)測定で500pg/mL((200)と上昇していました。また、Zn87(66~118)、ビタミンB12 429(233~914)、フェリチン(CLIA)240.1でした。ガストリン上昇に対して、今後どのように対応すればよいでしょうか。(京都府開業医)

東京都済生会中央病院臨床検査医学科部長 窓岩清治 先生

塞栓症状のない症例におけるDダイマー測定についてご教示ください。1.心房細動や内頸動脈プラークが検出された患者さんの治療中に血栓形成の予知を目的とする定期的測定の意義。2.症状のない下肢表在性静脈瘤のみでも異常値となるのでしょうか。3.測定値の大小によって、血栓の大きさや考えるべき疾患を推測することは可能でしょうか。4.採血手技によって高値となることはあるのでしょうか。(東京都開業医)

日本女子大学家政学部食物学科教授 丸山千寿子 先生

LDLコレステロール高値の患者さんをよく診ますが、食事指導として肉や油を摂り過ぎないことを指導しても下がりません。どのように食事指導をしたらよいのかご教示ください。(群馬県開業医)

慶應義塾大学看護医療学部教授 加藤眞三 先生

飲酒によりγGTPが上昇することがありますが、その機序ならびにγGTP上昇により患者さんにどのような悪影響をもたらすのかご教示ください。(大阪府開業医)

東京女子医科大学循環器内科講師 佐藤加代子 先生

40代女性です。生理の10日ほど前から狭心痛と思われる発作が頻発するようになり、頻脈傾向(90/分前後)あるいは散発的にみられる心室性期外収縮に起因すると思われる「動悸」を訴えるようになります。生理が訪れると、それらの症状が半分以下に軽減します。動悸に関してはメインテート1.25㎎の内服、狭心痛様の症状にはフランドルテープ20㎎の貼付で一定の改善が得られます。ストレスの増大のためか、症状が増悪傾向にあり、治療に苦慮しています。循環器科にも随時コンサルテーションをしていますが、抜本的な解決に至っていません。狭心痛、頻脈および散発的にみられる心室性期外収縮の治療、そして、生理周期に関連して症状が増悪するということに関してご教示ください。(北海道開業医)

杏林大学産科婦人科学教授 小林陽一 先生

女性の腹部エコーをする折、卵巣のう腫を認めることがあります。壁の一部肥厚、不整形等、悪性とも思われる所見が一部に認められる場合、血液検査での腫瘍マーカー(CA19-9、CA125、CEA等)で100%悪性の判定ができるものでしょうか。ご教示ください。(福岡県開業医)

順天堂大学泌尿器科准教授 和久本芳彰 先生

尿路感染症の尿細菌培養についてご教示ください。検体として当然、抗菌薬の使用前の尿(早朝尿)が望ましいでしょうが、外来では、抗菌薬を経口あるいは点滴注射などですでに使用している患者さんを診ることがよくあります。そのような患者さんでは、細菌培養はやっても無駄でしょうか。何か他に策はありますでしょうか。(大分県開業医)

慶應義塾大学外科学教授 北川雄光 先生

慶應義塾大学消化器内科准教授 佐藤俊朗 先生

国立がん研究センター中央病院副院長 藤原康弘 先生

国立がん研究センター中央病院放射線治療科長 伊丹純 先生

東京大学消化管外科学教授 瀬戸泰之 先生

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