**2019年1月改訂(第12版)
*2018年7月改訂
貯  法:
湿気を避け、遮光、室温保存
使用期限:
外箱、容器に表示
logo
日本標準商品分類番号
876241
100mg
200mg
承認番号
15900AMZ00190000
16200AMZ00400000
薬価収載
1984年3月
1987年10月
販売開始
1984年3月
1987年10月
再審査結果
1991年12月
1991年12月
効能追加
2002年3月
2002年3月
再評価結果
2004年9月
2004年9月
注)注意−医師等の処方箋により使用すること
【禁忌(次の患者には投与しないこと)】
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.次の薬剤を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
フェンブフェン、フルルビプロフェンアキセチル、フルルビプロフェン
3.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
ただし、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては、炭疽及び野兎病に限り、治療上の有益性を考慮して投与すること。(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)

【組成・性状】
販売名
バクシダール錠100mg
バクシダール錠200mg
成分・含量
(1錠中)
日局 ノルフロキサシン
100mg
日局 ノルフロキサシン
200mg
添加物
結晶セルロース、カルメロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、カルナウバロウ
結晶セルロース、カルメロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース
剤形
フィルムコーティング錠
色調
白色〜微黄色
外形
KP-711
直径:7.0mm 厚さ:3.5mm
 質量:約141mg
KP-721
直径:9.1mm 厚さ:4.3mm
 質量:約280mg
識別コード
KP-711
KP-721

【効能・効果】*
<適応菌種>
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、炭疽菌、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ属、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、コレラ菌、腸炎ビブリオ、インフルエンザ菌、緑膿菌、野兎病菌、カンピロバクター属
<適応症>
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、尿道炎、胆嚢炎、胆管炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフス、コレラ、中耳炎、副鼻腔炎、炭疽、野兎病
*<効能・効果に関連する使用上の注意>
咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、感染性腸炎、副鼻腔炎への使用にあたっては、「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。
【用法・用量】
ノルフロキサシンとして、通常成人1回100〜200mgを1日3〜4回経ロ投与する。
なお、症状により適宜増減する。
ただし、腸チフス、パラチフスの場合は、ノルフロキサシンとして1回400mgを1日3回、14日間経口投与する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
なお、長期投与が必要となる場合には、経過観察を十分行うこと。
2.腸チフス、パラチフスにおける用量では、他の感染症に対する用量と比較して国内投与経験が少ないため、頻回に臨床検査を行う等患者の状態を十分に観察すること。
3.炭疽の発症及び進展抑制には、類薬であるシプロフロキサシンについて米国疾病管理センター(CDC)が、60日間の投与を推奨している。
【使用上の注意】* **
1. 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
(1)高度の腎障害のある患者
[高い血中濃度が持続するので、投与量を減ずるか、投与間隔をあけて投与すること(「薬物動態4.」の項参照)。]
(2)てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者
[痙攣を起こすことがある。]
(3)重症筋無力症の患者
[症状を悪化させることがある。]
(4)高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
**(5)大動脈瘤又は大動脈解離を合併している患者、大動脈瘤又は大動脈解離の既往、家族歴若しくはリスク因子(マルファン症候群等)を有する患者
[海外の疫学研究において、ニューキノロン系抗菌剤投与後に大動脈瘤及び大動脈解離の発生リスクが増加したとの報告がある。(「重要な基本的注意」、「重大な副作用」の項参照)]
**2. 重要な基本的注意
大動脈瘤、大動脈解離を引き起こすことがあるので、観察を十分に行うとともに、腹部、胸部又は背部に痛み等の症状があらわれた場合には直ちに医師の診察を受けるよう患者に指導すること。大動脈瘤又は大動脈解離を合併している患者、大動脈瘤又は大動脈解離の既往、家族歴若しくはリスク因子を有する患者では、必要に応じて画像検査の実施も考慮すること。(「慎重投与」、「重大な副作用」の項参照)
3. 相互作用
(1) [併用禁忌](併用しないこと)
薬剤名等
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
フェンブフェン
フルルビプロフェンアキセチル
 ロピオン
痙攣を起こすことがある。
痙攣が発現した場合は、気道確保、抗痙攣薬の使用等適切な処置を行い、投与を中止する。
ニューキノロン系抗菌剤によるGABA受容体結合阻害作用が、非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強されると考えられている。
フルルビプロフェン
 フロベン等
フルルビプロフェンの類似化合物(フルルビプロフェンアキセチル)との併用で痙攣を起こすことがあるとの報告がある。
痙攣が発現した場合は、気道確保、抗痙攣薬の使用等適切な処置を行い、投与を中止する。

(2) [併用注意](併用に注意すること)
薬剤名等
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤
(ただし、フェンブフェンは併用禁忌)
 ジクロフェナク
 アンフェナク等 
プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤
(ただし、フルルビプロフェンアキセチル及びフルルビプロフェンは併用禁忌)
 ケ卜プロフェン
 ロキソプロフェン
 プラノプロフェン
 ザルトプロフェン等
痙攣を起こすおそれがある。
痙攣が発現した場合は、気道確保、抗痙攣薬の使用等適切な処置を行い、投与を中止する。
ニューキノロン系抗菌剤によるGABA受容体結合阻害作用が、非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強されると考えられている。
テオフィリン 
アミノフィリン水和物
テオフィリンの作用が増強するので、テオフィリンを減量するなど慎重に投与する。
肝薬物代謝酵素の競合により、テオフィリンクリアランスが低下し、テオフィリンの血中濃度を上昇させることが報告されている。(参考:成人でのクリアランスで14.9%程度の低下がみられたとの報告がある。)
シクロスポリン
シクロスポリンの血中濃度を上昇させることが報告されているので、シクロスポリンを減量するなど慎重に投与する。
シクロスポリンの肝薬物代謝酵素活性を抑制すると考えられている。(参考:シクロスポリンの代謝に関与するヒ卜肝ミクロソーム酵素を、in vitroで64%抑制したとの報告がある。)
ワルファリン
ワルファリンの作用を増強し、出血、プロ卜口ンビン時間の延長等があらわれるので、ワルファリンを減量するなど慎重に投与する。

アルミニウム又はマグネシウムを含有する製剤(制酸剤等)
 ケイ酸アルミニウム
 水酸化アルミニウム
 ゲル・水酸化マグネ
 シウム
 スクラルファート水
 和物等
鉄剤
カルシウムを含有する製剤
本剤の効果が減弱するおそれがある。
本剤を服用後、2時間以上間隔をあけて制酸剤等を服用する等注意する。
金属イオンとキレー卜を形成し、吸収が阻害される。
チザニジン塩酸塩
チザニジン塩酸塩の血中濃度が上昇し、チザニジン塩酸塩の副作用が増強されるおそれがある。
チザニジン塩酸塩の主代謝酵素であるCYP1A2を阻害し、チザニジン塩酸塩の血中濃度を上昇させる可能性がある。

4. 副作用
総症例17,345例中、臨床検査値の変動を含め副作用が報告されたのは317例(1.83%)であった。主な副作用症状は、嘔気38例(0.22%)、胃部不快感34例(0.20%)等の消化器症状及び発疹24例(0.14%)等の過敏症状であった。
また、主な臨床検査値の変動は、AST(GOT)上昇19例(0.11%)、ALT(GPT)上昇35例(0.20%)等であった。(再審査終了時)
以下の副作用は、小児用バクシダール錠50mg及び頻度が算出できない副作用報告を含む。
(1) 重大な副作用
* **1)ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、胸内苦悶等)(頻度不明)
* **2)中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis: TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、はく脱性皮膚炎(頻度不明)
* **3)急性腎障害(頻度不明)
**4)痙攣、錯乱、ギラン・バレー症候群、重症筋無力症の増悪(頻度不明)
**5)アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害(頻度不明)
**6)血管炎、溶血性貧血(頻度不明)
上記1)〜6)の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
**7)偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(頻度不明)
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
**8)横紋筋融解症(頻度不明)
筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような副作用があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
**9)間質性肺炎(頻度不明)
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部×線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
**10)肝機能障害、黄疸(頻度不明)
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDHの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
**11)大動脈瘤、大動脈解離(頻度不明)
大動脈瘤、大動脈解離を引き起こすことがあるので、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。(「慎重投与」、「重要な基本的注意」の項参照)
(2) 重大な副作用(類薬)
低血糖
他のニューキノロン系抗菌剤で、重篤な低血糖があらわれる(高齢者、特に腎障害患者であらわれやすい)との報告があるので、慎重に投与すること。
(3) その他の副作用

0.1〜5%未満
0.1%未満
頻度不明
過敏症注)
発疹

浮腫、発赤、そう痒感、発熱 等
光線過敏症
腎臓

BUN、クレアチニンの上昇 等




消化器
嘔気、嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢
消化不良、腹部膨満感、便秘、口内炎、口唇炎、口角炎 等


血液注)
白血球減少、好酸球増多、血小板減少
赤血球減少、ヘモグロビン減少


精神神経系
めまい
頭痛、不眠、眠気、しびれ感
意識障害
その他


全身けん怠感、冷感、熱感、心悸亢進
胸痛


自発報告によるものについては頻度不明
注)観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。
5. 高齢者への投与
本剤は主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため高い血中濃度が持続するおそれがあるので、用量に留意して慎重に投与すること(「薬物動態4.」の項参照)。
6. 妊婦、産婦、授乳婦等への投与
(1)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。
ただし、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては、炭疽及び野兎病に限り、治療上の有益性を考慮して投与すること。
[妊婦又は妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
(2)授乳中の婦人に投与することは避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせること。
[授乳中の投与に関する安全性は確立していない。]
7. 小児等への投与
小児等に対する安全性は確立していない。
8. 臨床検査結果に及ぼす影響
チモール混濁反応を用いる検査値に影響を及ぼすことがある(見かけ上の低値)。
9. 適用上の注意
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシー卜から取り出して服用するよう指導すること。
[PTPシー卜の誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜ヘ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
10. その他の注意
(1)動物実験(幼若犬)で関節異常が認められている2)
(2)動物実験(イヌ、ラッ卜)で大量投与により、イヌの精巣及び精巣上体の萎縮、ラッ卜の精細管の萎縮が認められている3)〜5)
【薬物動態】
1.血中濃度6)
健康成人にノルフロキサシン200mgを単回経口投与した時の、血中濃度及び薬物速度論的パラメータは次のとおりである。
図 血中濃度(健康成人)
fig
薬物速度論的パラメータ
投与量
(mg)
Tmax
(hr)
Cmax
(μg/mL)
t1/2
(hr)
AUC
(μg・hr/mL)
200
1.3
1.15
2.74
4.29

2.分布
成人患者にノルフロキサシン200mgを単回経口投与した時の、組織等における濃度は下表のとおりである。
症例数
投与後時間
濃度
喀痰7)
2
約4時間
0.77μg/mL
扁桃8)
6
2時間
1.87μg/g
上顎洞粘膜9)
4
2時間
0.72〜2.03μg/g
耳漏9)
1
2時間
1.93μg/mL
胆嚢10)
9
1〜4.5時間
1.39μg/g
胆汁10)
6
1〜4.5時間
10.4μg/mL
前立腺液11)
6
1時間
0.16μg/mL
尿道分泌物12)
5
1時間
0.51μg/mL

3.代謝13)
健康成人にノルフロキサシン200mgを単回経口投与した結果、尿中排泄物の約80%は未変化体であり、その他に5種の代謝物が認められた。
4.排泄
健康成人にノルフロキサシン200mgを単回経口投与した結果、尿中濃度は0〜2時間尿に348μg/mLのピークを示し、8時間までの尿中回収率は42.6%であった6)
また、クレアチニンクリアランスが29mL/分以下の高度腎機能障害患者で尿中排泄量が著明に減少した14)
【臨床成績】
二重盲検比較試験を含む臨床試験3,563例について評価した成績の概要は次のとおりである。また、急性腺窩性扁桃炎、急性単純性膀胱炎、慢性複雑性尿路感染症、浅在性化膿性疾患、感染性腸炎、急性・慢性化膿性中耳炎を対象とした二重盲検比較試験において本剤の有用性が認められている。
群別
疾患名
有効率
浅在性
化膿性疾患
表在性皮膚感染症


 毛嚢(包)炎
(膿疱性ざ瘡を含む)
74.1%( 40/ 54)
 伝染性膿痂疹
85.7%( 12/ 14)
深在性皮膚感染症


 せつ
88.9%( 56/ 63)
 よう
90.9%( 10/ 11)
 蜂巣炎
89.5%( 17/ 19)
慢性膿皮症


 皮下膿瘍
67.6%( 23/ 34)
 感染性粉瘤
89.6%( 43/ 48)
呼吸器
感染症
咽頭・喉頭炎
84.9%( 62/ 73)
扁桃炎
85.4%( 175/ 205)
急性気管支炎
77.5%( 107/ 138)
尿路感染症
膀胱炎
86.0%(1278/1486)
腎盂腎炎
66.0%( 177 /268)
前立腺炎(急性症、慢性症)
90.5%( 86/ 95)
尿道炎


 淋菌性尿道炎
88.8%( 182/ 205)
胆道感染症
胆嚢炎
84.0%( 21/ 25)
胆管炎
75.4%( 43/ 57)
腸管感染症
感染性腸炎


 細菌性赤痢
98.8%( 170/ 172)
 感染性腸炎
93.9%( 124/ 132)
コレラ
100% (  9/  9)
耳鼻科領域
感染症
中耳炎
68.0%( 219/ 322)
副鼻腔炎
75.9%( 101/ 133)
炭疽及び野兎病に対する臨床試験は実施していない。

【薬効薬理】
1.抗菌作用
(1)ナリジクス酸やピペミド酸では抗菌力を示さなかったブドウ球菌属及びレンサ球菌属等のグラム陽性菌にも強い抗菌力を示した15)16)
(2)大腸菌、緑膿菌、セラチア属、赤痢菌及びサルモネラ属等のグラム陰性菌に対しては、ナリジクス酸及びピペミド酸に比べ、一段と強い抗菌力を示した15)〜17)
(3)ナリジクス酸耐性グラム陰性菌、ゲンタマイシン耐性緑膿菌、アンピシリン耐性黄色ブドウ球菌及びβ−ラクタマーゼ産生淋菌に対しても強い抗菌力を示した12)15)18)
(4)マウス感染防禦実験においてナリジクス酸及びピペミド酸よりも優れた治療効果を示した15)19)
2.耐性獲得
(1)Rプラスミド上からは本剤の耐性遺伝子はみつかっていない。
(2)継代培養による耐性獲得実験においてナリジクス酸及びピペミド酸に比べ耐性が獲得されにくい19)
3.作用機序
細菌のDNAの高次構造を変換するDNA gyraseに作用し、DNA複製を阻害することにより、殺菌的に作用する20)
【有効成分に関する理化学的知見】
一般名:
ノルフロキサシン (Norfloxacin) [JAN]
略号 :
NFLX
化学名:
1-Ethyl-6-fluoro-4-oxo-7-(piperazin-1-yl)-1,4-dihydroquinoline-3-carboxylic acid
分子式:
C16H18FN3O3
分子量:
319.33
性状 :
本品は白色〜微黄色の結晶性の粉末である。
本品は酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(99.5)又はアセトンに溶けにくく、メタノールに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
本品は希塩酸又は水酸化ナトリウム試液に溶ける。
本品は吸湿性である。
本品は光によって徐々に着色する。

分配係数:
有機溶媒相
水相
分配係数
1-オクタノール

0.46
クロロホルム
pH7.0の0.1mol/Lリン酸塩緩衝液
1.94
1-オクタノール
pH7.0の0.1mol/Lリン酸塩緩衝液
0.43


(25℃)

化学構造式:
structure


【包装】
バクシダール錠100mg
PTP包装:    
100錠(10錠× 10)
500錠(10錠× 50)
バクシダール錠200mg
PTP包装:    
100錠(10錠× 10)
500錠(10錠× 50)
【主要文献】*
*1)厚生労働省健康局結核感染症課編, 抗微生物薬適正使用の手引き.

2)杉本 勉, 他, ノルフロキサシンの幼若犬関節に及ぼす影響(社内資料).

3)杉本 勉, 他, Chemotherapy, 29(S-4), 785(1981).

4)入倉 勉, 他, Chemotherapy, 29(S-4), 829(1981).

5)入倉 勉, 他, Chemotherapy, 29(S-4), 849(1981).

6)上田 泰, 他, Chemotherapy, 29(S-4), 202(1981).

7)重野芳輝, 他, Chemotherapy, 29(S-4), 359(1981).

8)米井 潔, 他, 耳鼻臨床, 79(7), 1175(1986).

9)新川 敦, 他, 耳鼻と臨床, 32(補2), 966(1986).

10)平山 隆, 他, 基礎と臨床, 16, 6039(1982).

11)鈴木恵三, 他, Chemotherapy, 34(7), 597(1986).

12)酒井 茂, 他, 泌尿紀要, 32(11), 1747(1986).

13)尾崎敏夫, 他, Chemotherapy, 29(S-4), 128(1981).

14)中津 博, 他, Chemotherapy, 29(S-4), 578(1981).

15)伊藤 明, 他, Chemotherapy, 29(S-4), 1(1981).

16)西野武志, 他, Chemotherapy, 29(S-4), 27(1981).

17)青木隆一, 他, 感染症学雑誌, 60(5), 495(1986).

18)大泉耕太郎, 他, Chemotherapy, 29(S-4), 172(1981).

19)伊藤 明, 他, Chemotherapy, 29(S-4), 66(1981).

20)平井敬二, 他, Chemotherapy, 38(S-2), 1(1990).

【文献請求先】
主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。
杏林製薬株式会社 くすり情報センター
〒101-8311 東京都千代田区神田駿河台4-6
電話 0120-409341
受付時間 9:00〜17:30(土・日・祝日を除く)
kyorin