ドクターサロン60巻6月号(5.2016)

記事ごとの個別閲覧は下記から行えます

防衛医科大学校抗加齢血管内科教授 池脇克則 先生

ストロングスタチンを使用して高コレステロール血症の管理を行っていることが多いのですが、最少量(例えばアトルバスタチン(5㎎)、ピタバスタチン(1㎎)など)を使用するとLDL値がかなり低下する症例が多く、一般に下げ過ぎることでの弊害はないといわれていますが、さらにスタチンを減量したい場合、隔日投与や3日に1回程度の投与としています。採血上はこれでガイドライン通りのコントロールが可能な印象ですが、割線のない錠剤を1/2に割ったほうがよいのでしょうか。粉砕には抵抗を持つ方もいます。最近のエビデンスを含め、最も適切な投与方法をご教示ください。(三重県開業医)

国立感染症研究所ウイルス第二部第一室長 片山和彦 先生

ノロウイルスについてご教示ください。(千葉県勤務医)

慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター教授 鈴木秀和 先生

60歳女性、フラダンス講師の方が来院。1カ月前より1日10~15回便意があって、少量ずつ排便があります。下痢、腹痛等は認めません。診断、鑑別、対処法などご教示ください。(新潟県開業医)

明和病院副院長 栁秀憲 先生

大腸癌の集学的治療のup-dateについてご教示ください。(千葉県勤務医)

東京女子医科大学リウマチ科臨床教授 川口鎮司 先生

抗核抗体についてご教示ください。健常者の10~20%で、陽性(通常80倍以下)を示し、疾患標識自己抗体の検出はないといわれているようです。今般、膠原病等自己免疫疾患が示唆されない症例で640倍の上昇を認めました。 1.79歳女性で両下肢のしびれで神経内科での検査上特変なく、検血上、唯一抗核抗体640倍を指摘され、3年後当方での再検上も同値を得ました。疾患標識自己抗体は認めません。 2.76歳男性で抗菌薬やステロイド無効の肺炎で、培検上肺粘液産生性肺がんの病理診断を得ましたが、臨床検査では抗核抗体640倍を示していました。自己免疫疾患を疑うような所見は得られていません。(大阪府開業医)

慶應義塾大学泌尿器科学教授 大家基嗣 先生

水腎症の予後と治療法についてご教示ください。(千葉県勤務医)

順天堂大学病院管理学教授 小林弘幸 先生

乳幼児の便秘対策についてご教示ください。 1.浣腸は便通がつくまで毎日行ってもよいのでしょうか。 2.便秘4日目に下剤を投与して排便がない場合に、浣腸を行ってもよいのでしょうか。 3.乳児に対しては、おなかのマッサージ、綿棒の肛門刺激等は効果があるのでしょうか。効果がない場合は、冷たい牛乳は何カ月から行ってもよいのでしょうか。(千葉県開業医)

東京慈恵会医科大学附属柏病院小児科教授 和田靖之 先生

学童が溶連菌感染症に罹患して治療を開始後、感染症治癒証明書を発行するにあたり、何を基準にすべきかご教示ください。(愛知県開業医)

総合東京病院鼻副鼻腔・アレルギー疾患研究所所長 洲崎春海 先生

嗅覚障害の方にステロイドの点鼻(滴下)が有効ですが、長期使用すると副腎に影響が出るといわれます。手術を希望せず、内服、スプレーが効かない方はどうすべきでしょうか。1.滴下が許容される期間と量 2.採血すべき間隔 3.目安とすべきACTHの値などご教示ください。(神奈川県開業医)

東京慈恵会医科大学臨床研究支援センター特任教授 西川正子 先生

富山大学バイオ統計学・臨床疫学教授 折笠秀樹 先生

富山大学バイオ統計学・臨床疫学教授 折笠秀樹 先生

金沢医科大学腫瘍内科学主任教授 元雄良治 先生

東京大学薬学系研究科准教授 小野俊介 先生

バックナンバー記事検索

ドクターサロンのダウンロードにあたっては「ご利用上の注意」を必ずお読みください。

「ドクターサロン」のバックナンバーは、冊子として過去に発行された当時の内容をそのままの形で掲載しており、その内容は最新医療における解釈とは異なっている場合がございますのであらかじめご了承ください。
また、先生方の所属・肩書きも冊子制作時のままとなっております。ご利用にあたりましては、発行年月をご確認ください。

医療関係者向け医療情報 ご利用上の注意

医療用医薬品情報は、医療関係者を対象に、弊社医療用医薬品を適正に使用していただくための情報を提供しています。
一般の方の閲覧はご遠慮頂いていますので、ご了承ください。

あなたは医療関係者ですか?

医療関係者の方