ドクターサロン61巻11月号(10.2017)

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東京慈恵会医科大学循環器内科助教 徳田道史 先生

運動誘発性不整脈についてご教示ください。ジョギングをする方で、走ると脈が飛ぶ、または走った後30分ほど脈が乱れると訴える方がいます。心エコーや採血は正常で、運動負荷心電図では単発のPVCが出ます。このような方への対応、特に運動の可否について、どのように指導すべきかご教示ください。(新潟県勤務医)

慶應義塾大学消化器内科専任講師 正岡建洋 先生

おならの原因についてご教示ください。昔は、嚥下による空気といわれてきましたが、現在では主な原因ではないことはわかっています。はっきりしているのは、40年ほど前に解明された乳糖分解酵素減少による異常発酵ですが、それ以外の主原因は食物繊維(サツマイモなど)によるものといわれています。食物繊維によるガス発生機序は、人間にセルロースを分解する酵素がないために腸内細菌による発酵・腐敗が進むためだといわれていますが、明確ではありません。食物繊維には、可溶性、不溶性の2種類がありますが、どんな腸内細菌が、どのような機序でガスを発生させるのか、またαグルコシダーゼ阻害剤与薬時の異常ガス発生についてもご教示ください。(長野県開業医)

帝京大学内科学講座准教授 柴田茂 先生

利尿剤や漢方薬の投与が行われていない高齢者の低カリウム血症が時々見られます。どのような病態が考えられるかご教示ください。(兵庫県開業医)

東京女子医科大学整形外科教授 岡崎賢 先生

脂肪幹細胞治療についてご教示ください。(奈良県勤務医)

東邦大学医療センター大森病院皮膚科臨床教授 関東裕美 先生

50歳男性、誘因なく約5年前より暖かい部屋に入ると額、頰部が赤くなり、強くほてりを生じることが続いています。特に、動悸、脈拍、血圧等の変動はなく、向精神病薬などもほとんど効果ありません。いかなる原因でなるのでしょうか。また、治療法についてもご教示ください。(福岡県開業医)

順天堂大学大学院医学研究科環境医学研究所 准教授 冨永光俊 先生

2015年7月にアトピー性皮膚炎の原因として、アストロサイトの活性化やそれが作り出す蛋白質が脊髄後角ニューロンでのかゆみ伝達物質の作用を強めるということが発表されました。これに関する少し詳しい解説と、アトピー性皮膚炎治療薬の開発状況等についてご教示ください。(東京都開業医)

東京都立小児総合医療センター感染症科医長 堀越裕歩 先生

予防注射の際、添付文書には針先が血管内に入っていないことを確認するよう指示があります。しかし、最近テレビなどでの注射風景を見ると、特に小児において吸引操作をせずに、いきなり皮下注射を行っているのを見かけます。ちなみに、23G針(blue)での局所麻酔の際、よく血液の逆流が見られます。万が一、ワクチンが静注となった際の副反応のデータの有無、また必ずしも吸引の確認は必須としなくてもよいのか、ご教示ください。(匿名)

東京都立小児総合医療センター麻酔科医長 宮澤典子 先生

ある総合病院では全身麻酔の4週間前から生ワクチンの接種をしないことにしており、その理由は、全身麻酔をすると生ワクチンの効果が下がるからだそうです。これはどのような機序によることなのでしょうか、ご教示ください。(広島県開業医)

獨協医科大学小児科主任教授 吉原重美 先生

乳幼児の鎮咳去痰剤の使用方法について具体的にご教示ください。(症状、年数による使い分け、併用すべき薬剤、用いないほうがよい薬剤など)(埼玉県開業医)

東京医科歯科大学小児・周産期地域医療学講座教授 土井庄三郎 先生

小児のQT延長症候群についてご教示ください。小学校の学校医をしています。小学4年生の男児で、これまでの小児健診等で心疾患の指摘はなく、小学1年生時の定期心電図検査上も正常範囲でした。また、心疾患や突然死の家族歴もありません。今般、サッカーの練習時に気分が悪くなり、専門医を受診して検査したところ、上記疾患と診断されました。今後の家庭や学校生活上の管理区分、また学校教員に対する注意事項もご教示ください。(大阪府開業医)

順天堂大学小児科学講座准教授 工藤孝広 先生

乳幼児の胃腸症状(下痢、便秘)に対する治療、指導の最近の方針、特に食事療法についてご教示ください。(埼玉県開業医)

東京大学小児科准教授 滝田順子 先生

昭和大学病院乳腺外科准教授 明石定子 先生

国立がん研究センター中央病院胃外科医長 深川剛生 先生

慶應義塾大学外科学教授 淺村尚生 先生

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