ドクターサロン63巻09月号(8.2019)

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東京都立多摩総合医療センター感染症科医長 本田仁 先生

手術時や留置型カテーテル挿入部の消毒法についてご教示ください。私の勤務する施設では、上司の意向により現在も術者の手指はポビドンヨードスクラブを使用し2回ブラッシングします。一方、患者さんの手術部位(術野)はポビドンヨードとハイポアルコールを塗布するだけです。また最近、ようやく長期留置カテーテル刺入前および刺入後の消毒に0.5%クロルヘキシジン液の使用を認めてもらえるようになりました。
ところが、留置カテーテルを設置して紹介してくる高次医療機関によっては、挿入部消毒の患者指導として ①0.5%クロルヘキシジン連日を継続する、②消毒は2週間のみでそれ以降は全く不要、③ポビドンヨード消毒を継続、④50倍希釈ポビドンヨード、⑤電解酸性水などが混在して困っています。妥当な方法に統一するにはどうすべきでしょうか。(栃木県勤務医)

東京医科大学腎臓内科学分野主任教授 菅野義彦 先生

血清クレアチニン値の測定法の違いについてご教示ください。薬物の添付文書の多くに、投与量をクレアチニンクリアランスで調節する記載があります。クレアチニンの測定法について、日本はより正確な「酵素法」、欧米はやや高値で表示される「Jaffe法」と聞きました。「Jaffe法」で測定し算出したクレアチニンクリアランスのほうが、かえって真のGFRに近似しているなど、複雑な問題があります。eGFRとの使い分けなども含め、ご教示ください。(栃木県開業医)

公益財団法人日本中毒情報センター理事メディカルディレクター 奥村徹 先生

ムカデによる咬傷についてご教示ください。通常、虫刺症では冷却するのが基本だと考えていますが、ムカデによる咬傷の場合、その部位を43℃くらいのお湯で温めるとよいと聞きますが、温めてよいのでしょうか。(福岡県開業医)

東京慈恵会医科大学脳神経外科主任教授 村山雄一 先生

脳動脈瘤(破裂、未破裂)の治療経過をご教示ください。手術やコイル術を行っても再破裂の危険性が残り、患者は不安を持ちながら生活をしなければいけないと聞いたことがあります。そのあたりのことも含めて教えてください。(京都府勤務医)

国際医療福祉大学糖尿病内分泌代謝科教授 石川三衛 先生

夜間多尿についてご教示ください。夜間多尿には、抗利尿ホルモン剤の就寝前投与が有効なようですが、全症例には使用できないようです。BNP測定、電解質の測定など、投与可能な症例についてご教示ください。(埼玉県開業医)

岡田小児科クリニック院長 岡田和子 先生

器質性疾患の考えられない乳幼児の便秘について、治療方法と生活指導の要点を具体的にご教示ください。(埼玉県開業医)

東海大学耳鼻咽喉科准教授 五島史行 先生

小児の起立性調節障害についてご教示ください。
1.最近の診断法と分類
2.薬物療法における薬剤の選択と投与方法、投与期間(埼玉県開業医)

順天堂大学保健医療学部学部長/順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学特任教授 代田浩之 先生

慶應義塾大学循環器内科教授 福田恵一 先生

慶應義塾大学名誉教授 小川聡 先生

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