ドクターサロン64巻2月号(1.2020)

記事ごとの個別閲覧は下記から行えます

日本大学医学部呼吸器内科学分野主任教授 権寧博 先生

COPDの最近の知見についてご教示ください。( 東京都勤務医)

自治医科大学腎臓内科講師 増田貴博 先生

SGLT2阻害薬の効果、服用方法についてご教示ください。SGLT2阻害薬もかなり普及してきました。添付文書や諸情報からも解消しきれていない点について質問です。
副作用で同剤の利尿作用による脱水が挙げられていますが、一方、飲水量による効果の変化はあるでしょうか。すなわち同剤を服用しているときに、より多くの飲水をしたほうが排泄されるグルコースの量が増えるようなことはあるのか、強制的に利尿が行われるのであまり変化はないのでしょうか。6種のSGLT2阻害薬の添付文書によると、いずれも4~6時間程度で血中濃度(血漿中未変化体の血漿中濃度)は半減しています。効果が24時間継続するのでしょうか。用法・用量については一部を除いて朝食前後の服用を指定していますが、1日1回なら最も熱量の多い食事(夕食が多いと思われます)の前後が推奨されるべきではないか、あるいは現在認められていませんが、毎食前後の服薬のほうが効果的ではないかと考えました。(東京都開業医)

国際医療福祉大学臨床検査医学主任教授 下澤達雄 先生

降圧治療で降圧利尿薬を選択したとき、その内服初期においては、尿中Na、Cl、水分の排泄量が増えて、それとともに、特に収縮期血圧が下降していくものと思います(特に容量依存性高血圧症の場合)。しかし、内服慢性期において、尿中Naや水分の排泄量が一定になったと思われる時期においても血圧が安定的に下がっている要因はどこにあるのでしょうか。(新潟県開業医)

北里大学北里研究所病院糖尿病センター長 山田悟 先生

2型糖尿病患者への、糖質制限食の腎障害への影響についてご教示ください。(青森県開業医)

帝京大学名誉教授/帝京大学医真菌研究センター名誉教授 渡辺晋一 先生

爪白癬の最近の治療法について、ご教示ください。(東京都勤務医)

順天堂大学名誉教授 新島新一 先生

熱性痙攣に対するDZP坐薬の予防投与についてご教示ください。

1病日 発熱に気づき、すぐにDZP坐薬を1回目挿肛、22時。
2病日 発熱持続し、DZP坐薬の2回目挿肛、7時。午後から解熱。
3病日 日中は発熱なし。20時に再度発熱に気づく。

上記のような場合に、

1.3回目はいつ挿肛すべきでしょうか?
2.あらたな発熱と考えて、3病日の20時に挿肛すべきか?
3.3病日の20時に挿肛した場合(3回目)、発熱持続時はその8時間後に4回目の挿肛を行うべきか?
4.3病日の20時に挿肛しない場合、その後の対処は?

「熱性けいれん診療ガイドライン2015」p55 6行目に「三浦らの検討から8時間後に追加投与を行えば、ジアゼパム濃度は36~48時間治療域内に保たれることが判明しており、」との記載があります。
熱性けいれんをたびたび起こすため、発作を非常に心配されている保護者(日中預かり世話をする祖父母)へ、どのようにDZP坐薬使用を説明、指導すべきでしょうか。(大分県開業医)

獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンター准教授 小堀善友 先生

神奈川歯科大学客員教授 奥井伸雄 先生

順天堂大学医学部泌尿器科学講座准教授 松下一仁 先生

女性医療クリニックLUNAグループ理事長 関口由紀 先生

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