ドクターサロン64巻5月号(4.2020)

記事ごとの個別閲覧は下記から行えます

筑波大学医学医療系循環器不整脈学教授 野上昭彦 先生

不整脈源性右室心筋症(Arrhythmogenic Right Ventricular Cardiomyopathy)を実地医家が早期発見するためのECG所見のとらえ方についてご教示ください。(新潟県開業医)

東京都健康長寿医療センター研究所 自立促進と精神保健研究チーム研究部長 粟田主一 先生

DASC-21およびDASC-8について、それぞれを用いるときの留意点、注意点などご教示ください。(広島県開業医)

浜松医科大学精神医学講座教授 山末英典 先生

自閉スペクトラム症(ASD)に対するオキシトシン経鼻スプレーの治療効果について、日本医療研究開発機構から報告がネット上にも掲載されています。これによると、
・対人コミュニケーション障碍の軽減があるもののプラセボとの差が認められない
・オキシトシン血中濃度上昇と同障碍軽減との相関傾向はある
・常同行動と限定的興味の軽減に効果がありプラセボと有意の差を認めた
・相手の目元を見る時間の比率が増加した
との記載があります。限定的ではあるもののオキシトシン経鼻スプレーのASDに対する効果が期待される内容と思われます。
1.実際にネットで海外からの自己輸入も可能な状況であります。その輸入品には、数週間続けて点鼻量を減らし、やめていっても自己分泌オキシトシンが維持されるという記載があったりしますが、これは事実でしょうか。
2.上記臨床試験は男子のみを対象に行われていますが、乳腺や子宮に対する影響を避けつつ女子に投与することが可能になりそうでしょうか。(東京都開業医)

順天堂大学整形外科准教授 石島旨章 先生

骨粗しょう症の治療薬に多彩な薬剤が出現しています。一方で、血清学的マーカーも、投与前に計測するもの、効果測定として経過観察のため利用するものなど、多数のマーカーが保険収載されています。投与前、経過中、効果判定、様々なマーカーの利用方法についてご教示ください。(三重県開業医)

日本医科大学皮膚科大学院教授 佐伯秀久 先生

アトピー性皮膚炎に生物学的製剤が認可され、また幾つかの治験も行われているとうかがいました。最新の治療についてご教示ください。(東京都勤務医)

東京慈恵会医科大学病理学講座教授 鷹橋浩幸 先生

前立腺がんのグリソンスコア(Gleason score)についてご教示ください。84歳男性、高血圧にて定期的に通院中、尿閉にて定期外に受診されました。緊急で泌尿器科を紹介、受診され、後日生検で上記スコア4+5にて、男性ホルモン除去療法が開始されました。(大阪府開業医)

総合母子保健センター愛育クリニック院長 佐藤紀子 先生

保健センターで乳幼児健康診断を行っていますが、近年、他国籍出身の親の子どもが多くなりました。身長、体重は、日本の母子手帳にある従来の成長曲線に照らし合わせて問題あり、なしを判断していますが、両親が日本人の場合と同様に判定して問題ないのでしょうか。できれば、米国あるいはヨーロッパで使用されているものと日本のものとどの程度の差があるのか、ないのか。見解を含めて、ご教示ください。(東京都開業医)

順天堂大学眼科准教授 根岸貴志 先生

スポットビジョンスクリーナー(SVS)の適応年齢についてご教示ください。当市では、集団健診として実施される1歳6カ月時健康診査と3歳児健康診査において、スポットビジョンスクリーナー(SVS)を用いての他覚的視機能検査を実施しています。乳児健診は、各医療機関での個別健診として3~4カ月、7~8カ月、9~11カ月の3回ありますが、この時期での実施の意義について、乳児期に積極的に実施すべきで導入したほうがよいのか(費用対効果)、根拠等、また全国的な現状等ご教示ください。(大分県開業医)

埼玉医科大学国際医療センター脳卒中内科教授 髙橋愼一 先生

東京女子医科大学脳神経内科教授 北川一夫 先生

国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授 山王病院・山王メディカルセンター脳血管センター長 内山真一郎 先生

杏林大学脳卒中医学教授 平野照之 先生

杏林大学脳神経外科教授 塩川芳昭 先生

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