ドクターサロン64巻8月号(7.2020)

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虎の門病院副院長・内分泌センター長 竹内靖博 先生

80歳過ぎの男性で、2年弱前に副甲状腺機能亢進症と診断されました。内科と(手術を想定した)耳鼻科とで何時間もかけてシンチグラフィによる局在診断を受けた結果、局在不明であったため、ご本人は手術を拒否されました。高Caとわかったときには特記症状はなかったのですが、レグパラ25㎎ 2T/分2内服し、Ca(Alb正常)正常化してゆく過程で、食欲低下、体重減少(−6kg/y)がありました。もとより高血圧治療中(今は減薬中)と脳梗塞(再発の)予防中(クロピドグレル、イコサペント)の方です。過去、胃切(胃がん;早期・順調)、前立腺がん(経過良・再発転移なし)をしています。QOLの改善をはかりつつ、Ca値をコントロールするための治療と経過の追い方についてご教示ください。今のところ、Caは正常上限でCKDは元々あり不変。ボンビバ併用はいかがでしょうか。(愛媛県勤務医)

ウェルエイジング京橋循環器クリニック院長 赤石誠 先生

僧帽弁の逸脱による閉鎖不全症の場合、前尖の逸脱か後尖の逸脱か、聴診所見でわかるのでしょうか。ご教示ください。(香川県開業医)

東京大学医学部附属病院予防医学センター長 山道信毅 先生

Gastro-Esophageal Reflux Disease(GERD)についてご教示ください。(東京都勤務医)

埼玉医科大学腎臓内科教授 岡田浩一 先生

職場健診で検尿は必須ですが、その検尿で軽微な血尿、あるいは尿潜血のみ陽性の方は割合多く見られます。専門医受診でも異常なし、体質的血尿、菲薄基底膜症候群などで経過観察でよいと言われます。多くはその後も血尿、尿潜血は持続するため、再度の受診チェックを勧めても、どうせ「異常なし」と言われるとのことで、なかなか受診してもらえません。この場合、血尿の増強や蛋白尿出現のない限り、検診での経過観察継続でよいのかどうかご教示ください。(奈良県勤務医)

飯塚病院感染症科部長 的野多加志 先生

食品製造、および給食関係者が定期的な便検査でサルモネラ菌陽性といわれたと来院されます。感受性検査などはしておらず、陽性では仕事ができないとのことですが、本院で再検査、培養するには1週間ほど時間がかかります。とりあえず内服治療を希望される患者さんに投与すべき第一選択の抗生剤は、何がいいのかご教示ください。(愛知県開業医)

国立国際医療研究センター国際感染症センター 山元佳 先生

外来診療で容易に用いられる急性感染症の迅速診断キットについて、最近の知見をご教示ください。
1.対象となる疾患と代表的な製品、価格
2.使用上の注意点(年齢、使用のタイミング、結果の評価など)
(埼玉県開業医)

東邦大学名誉教授/東邦大学医学部炎症・疼痛制御学講座教授(寄付講座) 川合眞一 先生

白血球数の動態についてご教示ください。蕁麻疹、気管支炎で来院、ステロイドの点滴静注(例デカドロン3.3㎎)1回投与にて臨床症状は顕著に改善されるものの、白血球数が約2倍に増加(8時間後)、そして約5日後には正常域に復帰する。その間、血液像、血小板、好酸球など著変なく、この白血球の動態についてご教示ください。(愛知県開業医)

国立成育医療研究センター内分泌・代謝科診療部長 堀川玲子 先生

中学校の学校健診で、20%以上の肥満の生徒を見かけますが、成長段階にある生徒の減量対策として、どのようなアドバイスがよいのでしょうか。ご教示ください。(新潟県開業医)

日本大学耳鼻咽喉・頭頸部外科助教 田中真琴 先生

薬物性味覚異常についてご教示ください。(埼玉県勤務医)

広島逓信病院内科 山脇健盛 先生

東海大学八王子病院神経内科教授 野川茂 先生

慶應義塾大学神経内科専任講師 伊澤良兼 先生

三重大学医学部脳神経内科教授 冨本秀和 先生

JCHO高岡ふしき病院院長 高嶋修太郎 先生

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