ドクターサロン64巻10月号(9.2020)

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虎の門病院睡眠呼吸器科医長 富田康弘 先生

睡眠時無呼吸症候群の診断と治療のアップデートについてご教示ください。(埼玉県勤務医)
睡眠時無呼吸症候群にCPAP療法を使用中の患者さんは2カ月に1度は医師の診察を受けることが医療保険上必要です。「CPAP使用患者の50%以上は20~59歳の就業年齢層であり、遠隔モニタリングを利用してアドヒアランスを落とさずに受診間隔を延ばすことは社会にとっても有益と考えられます」とあります。CPAP治療機器を有するクラウドシステムとはどのようなものでしょうか。このシステムに体重、血圧などの生活習慣の管理に重要な要素を組み込むとは、どういうことでしょうか。情報を集めるだけで医療は成立するのでしょうか。個人の便利さ追求をどこまで皆保険で認めるのでしょうか。(京都府開業医)

福島県立医科大学附属病院内視鏡診療部部長 引地拓人 先生

早期胃がんに対して、広く内視鏡的治療が行われています。しかし、なかには放置しておいてもあまり進行しない症例もあると聞きます。分化度の高い早期胃がんの自然史はどの程度まで判明しているのでしょうか。(高知県開業医)

順天堂大学腎臓内科先任准教授 合田朋仁 先生

77歳男性、BMI 21.7、糖尿病50歳指摘、網膜症なし、神経症状なし。この5年間は内服薬ビルダグリプチン50㎎/分1、ビタバスタチンカルシウム2㎎/分1、テルミサルタン40㎎でBP 100/68mmHg、食後血糖154、空腹時血糖110、HbA1c6.8~7.3%、eGFR 27、BUN 30、Cr 1.89前後ですが、テステープで尿蛋白(+)です。今後の腎機能悪化予防に追加する薬などがあればご教示ください。(東京都開業医)

国立国際医療研究センター肝炎・免疫研究センター長 考藤達哉 先生

47歳男性、毎年のドックにおいて肝機能異常と脂肪肝(腹部US)を指摘されます。今回、「昔、B型肝炎だった(詳細不明)。抗体ができていると思うが、今の状況を知りたい」とのことで受診されました。血液検査では、例年と同程度の肝機能異常がみられました。抗原・抗体についても検査を行いましたが、c抗体は陽性で、s抗原・s抗体はともに陰性という状態でした。これはどのように解釈すればよいのでしょうか。なお、e抗体は陽性、e抗原は陰性でウイルスDNA・核酸は検出レベル以下でした。(岡山県開業医)

愛知医科大学メディカルクリニック教授 中尾春壽 先生

アルコール性肝障害になる方とアルコール性膵炎になる方は、遺伝子の違いらしいと聞いたことがあります。現在、どの程度まで明らかになっているのかご教示ください。(福岡県開業医)

大阪大学大学院人間科学研究科助教 大庭輝 先生

CANDy(日常会話式認知機能評価)についてご教示ください。具体的な手法や事例も含めてお願いいたします。(大阪府開業医)

航仁会西新橋クリニック理事長 大越裕文 先生

海外に行く際、持ち込み制限薬はどのように調べたらいいかご教示ください。(静岡県勤務医)

日本大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学准教授 松﨑洋海 先生

乳幼児の仮性クループについてご教示ください。
1.発作時の治療法
2.反復して起こす症例に対する予防法(埼玉県開業医)

東京大学医学部附属病院長 瀬戸泰之 先生

東京大学大学院医学系研究科社会予防疫学分野教授 佐々木敏 先生

千葉大学臓器制御外科学講師 古川勝規 先生

東邦大学医療センター大森病院栄養治療センター部長 鷲澤尚宏 先生

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