ドクターサロン65巻4月号(3.2021)

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埼玉医科大学リウマチ膠原病科教授 三村俊英 先生

成人スチル病を診断するポイントと最近の治療法についてご教示ください。(千葉県勤務医)

虎の門病院顧問 大内尉義 先生

高齢者の高コレステロール血症に対する薬物治療の有用性が日本から報告されたようですが、詳細をご教示ください。(埼玉県勤務医)

榊原記念病院院長 磯部光章 先生

2018年に「脳卒中・循環器病対策基本法」が成立しましたが、成立までの道のりと将来展望についてご教示ください。(埼玉県勤務医)

宮川病院内科部長 宮川めぐみ 先生

甲状腺多発囊胞についてご教示ください。61歳女性、初診時高コレステロール血症で加療開始。家族歴に甲状腺癌の集積あります(祖父、母、兄)。再診にて甲状腺に径10.0mmの弾性腫瘍が認められ、専門病院へ対診。甲状腺囊胞の診断のもと、経過をみることになりました。甲状腺自己抗体は初診時(病院検査で)サイログロブリン抗体が弱陽性で、甲状腺機能はTSHの上昇(6.0以上、F-T4、F-T3は基準値内で推移)を認めたため、チラーヂンSを25μg/日補充してきました。血中サイログロブリンは50.4~43.10~3,570と変動を認めました。現在、74歳と年齢を重ねたこともあり、2019年12月TSH 3.51、F-T4 1.3、F-T3 2.9を確認後、チラーヂンSを中止しました。その1カ月後、TSH 5.51、F-T4 2.9、F-T3 1.0でした。甲状腺囊胞は2020年3月のエコーで径5.0mmまでに縮小していました。今後のフォローアップについてご教示ください。(京都府開業医)

獨協医科大学腎臓・高血圧内科教授 石光俊彦 先生

サイアザイド系利尿薬と皮膚癌(基底細胞癌と扁平上皮癌)の増加についてご教示ください。ヒドロクロロチアジドの使用でSCC口唇癌が2.1倍、25,000㎎を超える高用量使用では、3.9倍の頻度で発生するといわれます。また、明白な用量依存性の増加があり、総投与量が100,000㎎を超えると7.7倍の頻度であるといわれます。日本で一番使用されるトリクロルメチアジドは、光線過敏症の副作用はヒドロクロロチアジドより少ないといわれます。また、白人種と有色人種の差もあるのでしょうか。サイアザイド系利尿薬、特にトリクロルメチアジドの使用について注意点をご教示ください。減塩ができず浮腫をきたす本態性高血圧の高齢者にはよい適応と思いますが、対応はいかがでしょうか。(京都府開業医)

東邦大学医療センター佐倉病院脳神経内科教授 榊原隆次 先生

右視床出血後の高齢の女性患者で頻尿になられた方がいました。一人は残尿が多く200mL以上あり、もう一人の方は残尿が20mL以下とほとんどありませんでした。どちらも神経因性膀胱と考えていますが、発症メカニズムと治療および対処法についてご教示ください。(京都府勤務医)

帝京大学整形外科病院教授 阿部哲士 先生

骨パジェット病についてご教示ください。血清ALP値のみ高値を示し、症状が全くない場合、経過観察のみでよいのでしょうか。(大分県開業医)

東京医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科講師 白井杏湖 先生

新生児の聴覚スクリーニング検査についてご教示ください。(東京都開業医)

東京医科歯科大学眼科学教授 大野京子 先生

小児の近視治療についてご教示ください。就寝時にコンタクトレンズをつけ、角膜の形を変える「オルソケラトロジー」という治療があることを知りました。適応となる小児について、全般的にお教えください。適応となる年齢、治療期間、効果、費用、紹介できる眼科に限りがあるのか、紹介先眼科を知る方法などをご教示ください。(大分県開業医)

日野原記念クリニック所長/ライフ・プランニング・センター理事長 久代登志男 先生

横浜市立大学附属市民総合医療センター 腎臓・高血圧内科部長 平和伸仁 先生

東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授 山内敏正 先生

日野原記念クリニック所長/ライフ・プランニング・センター理事長 久代登志男 先生

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