ドクターサロン65巻6月号(5.2021)

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杏林大学消化器・一般外科准教授 鈴木裕 先生

胆囊腺筋腫症について、最新の知見をご教示ください。(匿名)

自治医科大学循環器内科教授 星出聡 先生

オーストラリアより、「家庭血圧計の精度は多くが未定」との報告が出ています。水銀血圧計と違い、現行のアネロイド式血圧計は確かに不安定であろうと、原理的に推測されます。一方で、早朝高血圧を測ることは合併症予防に有効と20年ほど前より言われています。したがって、家庭血圧を測り、記録することを高血圧の診断がついた方はもちろん、逆白衣高血圧の可能性のある方にも勧めてきました。問題は、その家庭血圧計の多くが外来製品頼りであることです。精度が大切なのは言うまでもありません。この問題について高血圧学会のガイドラインがあれば、また、日本国内でもオーストラリアとおそらく同じと思われますので、対策についてお考えがあればお願いいたします。(京都府開業医)

国立病院機構東京病院地域連携部長 佐々木結花 先生

非結核性抗酸菌症、特にMACについてご教示ください。アメリカのアミカシン吸入療法が再発や治療抵抗性の症例に有効とのことですが、日本でのアミカシン吸入療法は導入できるのでしょうか。また、長崎大学が中心になって、腸内細菌と非結核性抗酸菌症の治療について、研究(治験)があるようですが、治療につながる可能性はあるのでしょうか。(鹿児島県開業医)

千里金蘭大学副学長 白木公康 先生

抗インフルエンザ薬(アビガン等)について、最新の知見をご教示ください。(匿名)

国立成育医療研究センターこころの診療部統括部長 小枝達也 先生

5歳の子どもがディスレクシアと診断されました。以下の点で最近の進歩があればご教示ください。
1.音声ガイダンスなどが使用されているようですが、繰り返し教えることで識字など可能になるのかどうか。
2.海外の著名人にもディスレクシアの方がいますが、その子の優れた点をどうやって見いだせるのでしょうか。
3.脳の利用部位の差によるとされていますが、レーザーなど、何か治療に役立つものはあるのでしょうか。
(宮城県勤務医)

東京医科歯科大学大学院歯科心身医学分野教授 豊福明 先生

舌のしびれ感の鑑別、治療、予後などについてご教示ください。(千葉県勤務医)

順天堂大学医史学研究室助教 澤井直 先生

ペロポネソス戦争時の発疹チフスの流行によるアテネの敗戦、ペストによる東ローマ帝国とパルティアの衰退とイスラム朝の拡大、モンゴル軍によりもたらされた中世欧州のペスト流行、第一次世界大戦とスペイン風邪、天然痘と藤原摂関政治…等、歴史を変えた感染症についてご教示ください。(匿名)

埼玉医科大学皮膚科教授 常深祐一郎 先生

アトピー性皮膚炎において血清TARC(Th2ケモカイン)が高値なのですが、その理由と実際に臨床でどのように用いればよいかご教示ください。(埼玉県開業医)

日本医科大学武蔵小杉病院形成外科レーザー部門長 西本あか奈 先生

新生児期にみられるいちご状血管腫についてご教示ください。顔面にできるいちご状血管腫は少しでも小さいときにレーザー治療を行えば早く良くなると考え、皮膚科へ紹介を原則としています。体部のいちご状血管腫であまり大きくないものは、放置して治癒を待つことが多いのですが、少しでも早くレーザー治療をするほうがよいのでしょうか。(岡山県開業医)

自治医科大学循環器内科教授 苅尾七臣 先生

表参道内科眼科院長/内科医 土屋徳弘 先生

東京慈恵会医科大学附属柏病院中央検査部教授 吉田博 先生

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