論文掲載されたときは大きな達成感があります

橋本 恵太

臨床開発センター メディカルアフェアーズ

2005年入社 薬学部 薬学科

現在取り組んでいる職務について

新薬メーカーにとって新薬の開発は最も重要であり、加えて既に市販されている医薬品の付加価値を高めるための「育薬」も企業の持続成長に欠かせないものです。育薬推進部では発売後の医薬品を対象として、医療現場や営業現場で必要とされている基礎試験や臨床試験の企画・支援を行っています。私は、学会や論文から得た情報や治療ガイドライン、自分のアイデア等を基にして、医師や研究者など様々な人達と議論を重ね、コンプライアンスを重視しながら薬剤の有効性や安全性の試験を立案し、また研究のサポートをしています。学会発表や論文によって公表された研究成果は、MR等から医師や薬剤師等に発信され、最新情報として医療現場で活用されています。私は医療関係者に有益な情報を提供できるよう創意工夫し、タイムリーな試験の立案を心がけて業務に取り組んでいます。

研究職・開発職の仕事のやりがい、よかったとおもう点

今無いものを創るということ、私の仕事で言えば、論文等様々なリソースから情報を活用し、将来を見越して試験を考えていく点にやりがいがあります。また、企画した試験結果が公表され、医療現場でエビデンスとして活用されたときには達成感があります。医薬品の価値向上を通じて、社会や患者さんに貢献できることがこの仕事のやりがいです。

キョーリン製薬の研究開発の特長

キョーリン製薬は呼吸器科、耳鼻科、泌尿器科の3科に特に注力し活動しており、製品ラインナップや開発品が充実しています。創薬部門では日本およびアメリカで新薬の種となる候補化合物を効率よく探索しています。開発部門では、研究プロセスの一部を外部委託するなど、一日も早く患者さんへ新薬を届けられるようスピードアップを図っています。さらにキョーリン製薬では、市販後の医薬品に対する医師や患者さんにとって価値のあるエビデンスの構築にも力を入れています。創薬から開発、市販後の医薬品に対するエビデンス構築に至るまで、一連の体制をとっていることがキョーリンの研究開発の特長です。

ひとことQ&A

学生時代に熱中したこと
学業はもちろん、部活(卓球)とアルバイト(スーパーマーケット)ばかりしていました
嬉しかった事
子供たちの成長が垣間見えたときは、何でもうれしくなります
失敗エピソード
分からないことをそのままにしてしまい、後になって大きな問題に…
その失敗をどう乗り越えたか
聞くことを恥ずかしがらず、不明な点はすぐ確認しクリアにしておくことが未然に問題を防ぐと知りました。先輩に聞く、自分で調べることで事前に解決させるようにしています
入社当時の自分自身を振り返ると
「約束は必ず守る」「何事もまず自分が動く、初動は早く」を心がけていました
現在掲げている目標
仕事上、英語を使用することがあるので、リーディングやリスニングのスキルをUPさせて、仕事の効率を上げるよう努力しています
休日の過ごし方
子供達と遊ぶことと、家の掃除がいつの間にか休みの日の決まりです。時間がまとまれば日帰りで旅行や冬はスノーボードに行きます。たまに卓球もしてます。体を動かすことが好きです
好きな言葉
一期一会
キョーリン製薬を一言で表すと
心温かい社員が集まった会社です
就職活動へのアドバイス
医療や医薬品に関する内容を扱うので、倫理感や責任感が大切だと思います
現在の仕事のやりがいについて
日々の業務では、壁にぶつかることもありますが、クリアして次のステップに進めることにやりがいを感じます
所属部署の雰囲気について
部のメンバー同士の信頼関係があり、とても風通しの良い部署だと思います
仕事の上で大切にしていること
すべての人、物事に対して誠実さを持って行動することです
やる気の源は
営業の現場や医療の現場で必要とされる試験を立案/実施し、その結果得られた有益な情報によって、患者さんの治療や健康に貢献できることがやる気の源です

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