職種別座談会MR職
Profileプロフィール

M.N.
チームリーダー
2012年 キャリア入社
経済学部 経済学科

S.M.
2021年 新卒入社
教育学部

K.S.
2019年 新卒入社
薬学部 医療薬学科

A.T.
2010年 新卒入社
法学部 政治学科
メンバーたちが“応援したくなる”リーダーを
中心に、
とてもバランスがとれたチーム
だと思う。

M.N.
私たち千葉第一営業所の医薬1チームは、6つの区からなる千葉市が担当エリアです。

A.T.
ひと言に千葉市といってもオフィス街からベッドタウン、郊外まで多様なエリアがあります。国立病院が集中していることも特徴でしょうか。

S.M.
全国的に見ると商圏的には比較的恵まれていて、頑張れば頑張るほど実績につながるエリアだと感じています。

K.S.
実際、私たちのチームは、全国で優秀なチームに授与される「アプリコット賞」を2年連続で獲得しています。この春から、そのチームの新しいリーダーになったのがM.N.さんです。

M.N.
おいおい、いきなりプレッシャーをかけないでくれるかな(笑)。チームのメンバーは私を含めて6人。ここにいる4名と、コントラクト(派遣MR)が2名という構成ですね。

K.S.
M.Nさんが主要な基幹病院と大学病院を担当し、残りのメンバーで6つの区を分担しています。

M.N.
K.S.さんとS.M.さんは、営業所内で主要製品の推進を任されるなど、若手ながらエース級のMR。2人とも明るくて前向きで、営業活動についてはもう安心して任せています。

S.M.
A.T.さんは、この4人の中でも一番キャリアの長いベテランMRです。産休・育休でお休みしていて、この4月に復帰したところですね。

A.T.
ええ。2年ほど休んでいて、現在は時短勤務しています。

M.N.
A.T.さんはこれまでいろいろなチームで仕事をしてきたと思うけど、現在のチームはどんなところに特色があると感じている?

A.T.
2人の若手を中心にバランスがとれたとてもよいチームだと感じています。M.N.さんもチームリーダー的に大好きなタイプですし(笑)。

S.M.
M.N.さんは、仕事の話ばかりでなく、プライベートのことなどいろいろ話してくれます。頑張る姿も間近で見せてくれて、すごくオープンな感じです。チームリーダーにはいろいろなタイプの人がいると思いますけど、M.N.さんはメンバーが“応援したくなるリーダー”だと思っています(笑)。

メンバーみんなが持てる力を発揮し、
チームとして前向きな循環が生まれている。

M.N.
A.T.さんは時短勤務で担当するエリアも限定されるなか、新薬の個人目標達成など、実績を着実にあげている。とてもデキるMRとして頼りにしています。

S.M.
A.T.さんのすごいところは、製品情報の提供など営業ツールの活用が秀逸なこと。言葉選びのセンスが抜群で、医師からの評判も高いですね。私たち若手が苦手とする部分をフォローしてくれて、とても頼もしく思っています。

A.T.
その一方で、K.Sさんが医師への製品説明会に同行して、私もサポートしてもらうなど、たくさんの刺激を受けています。

M.N.
そう。チームとしてとてもよい関係が生まれているよね。実績をあげているチームには何人か限られたメンバーが牽引している場合があるけれども、私が目指しているチームは違う。理想としているのは、メンバーみんながそれぞれ役割を担い、その力が一つになって前進していくようなチーム。この4人ばかりでなくコントラクトMRも含め、チームとして好循環が生まれていると感じています。

K.S.
それは営業ですから、個人目標達成にはこだわりますが、一方でいかにチームに貢献するかという意識を常にみんなが持っています。これは、杏林製薬全体の特徴といえるのかもしれませんね。

S.M.
そのチームワークが、自分たちのチームばかりでなく、営業所全体に広がっているのも私が好きなところです。K.S.さんは、他のチームの若手もサポートしてくれますね。

A.T.
たいへんなことはもちろん、喜びもチームで分かち合える雰囲気も杏林製薬で働く魅力だと思います。たとえばメンバーの誰かが素晴らしい実績をあげたとき、みんなでたたえて喜びあう。M.N.さんが言うようによい循環が生まれていますね。

一人ひとりの泥臭く地道な活動があるからこそ、
しなやかでタフなチームワークが
発揮される。

M.N.
最近、チームワークを上手く発揮できた例をあげるとすると、過活動膀胱治療薬のシェア拡大かな。

A.T.
特にこの製品は、処方元医療機関ばかりでなく、薬局へのアプローチも重要ですよね。

M.N.
私が担当している大学病院のある医師が独立して千葉市内でクリニックを開業することになったのです。当然、競合他社のMRも注目します。そこでまず私が先手を打ってアプローチしました。

S.M.
そのM.N.さんの活動に連動して、私が新しいクリニックの近隣にある薬局へとアプローチし、さらにK.S.さんが活動の輪を広げていきましたね。

K.S.
その薬局は、大手薬局グループの店舗であり、私が連動して情報提供活動をする事で、千葉市内の他店舗にも製品情報が波及しました。

M.N.
その結果、売上シェアを守るばかりでなく、さらに拡大するという活動が実現したわけです。けれども、こう話すと戦略がきれいにハマッたように思われがちですが、実際には各自が日頃から泥臭く地道に取り組んできた活動がベースになっているのです。

A.T.
チームの連携ということでは、学術講演会なども大切な取り組みですね。

M.N.
そのとおりですね。杏林製薬の重要な製品の1つに潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬があります。この病気は治療が難しく、基幹病院とかかりつけ医の連携が重要になります。そのためのネットワークづくりや情報共有の場となるのが、地域で開催する学術講演会です。講師となる医師との交渉やクリニックへの案内、Web配信のための用意など、メンバーで役割を分担して進めました。参加した医師から「貴重な場を設けてくれてありがとう」と声をかけていただけて嬉しかったですよね。

何年か後、「ああ、いい場所だったな」と
思い返してもらえるようなチームをつくって
いきたい。

A.T.
M.N.さんはいま、チームリーダーとしてどんな目標を持っていますか?。

M.N.
やっぱりまっ先に頭に浮かぶのは、3年連続となる「アプリコット賞」の獲得かな。

K.S.
その気持ちは私も同じです。このチームについては、たとえ自分たちが異動してメンバーが入れ替わっても、ずっと存在感のあるチームであってほしいと思っています。

M.N.
若手の2人は、この先どのようなMRを目指しているのかな?

K.S.
私は、MRとして活動するかぎりは誰にも負けずにとことんやらないと気がすまない性格です。一方、凝り性でもあるので、将来は1つの製品や領域を深掘りするような仕事にチャレンジするのも面白そうかなと考えています。

S.M.
私は、大学病院の担当など、たくさんのMRの活動に貢献できて杏林製薬のプレゼンスを高められるようなMRが当面の目標です。身近にM.N.さんという素晴らしいお手本がいますので(笑)。
A.T.さんはこの先、どんなキャリアを歩んでいこうと思っているのですか?

A.T.
私が就職活動をしたのはもう十数年前ですが、あのとき、「女性でもずっと働ける製薬会社」と感じたことがこの会社に入社した大きな理由だったのです。これからは自分の経験も活かして、ママさんMRが活躍できる環境づくりにも取り組んでいきたいと考えています。

M.N.
私も最近子育てをしている中で、いっそう人を育てていくことの大切さを実感しています。若いメンバーたちがここから巣立って何年か過ぎた後に、「ああ、いいチームだったな」と思い返してもらえるようなチームをつくっていこうと思っています。

A.T.
M.N.さんらしい思いやりのある言葉です。だから、みんなこのチームが大好きなのですね(笑)。

