社員インタビューMR|関西支店
大阪第一営業所
Interview#02
常に考え続けること。
自分らしいスタイルを見つけようと模索した。
学生時代は薬学部で学び、薬剤師として働くことも考えて、病院や薬局での実習も経験しました。けれども、私にはどうも向いていないような気がして。もっと外に飛び出していろいろな人たちと関わっていく仕事の方が性格的に合っていると感じたのです。それがMRを志望した理由ですね。杏林製薬を選んだ決め手は、面接から内定後まで就職活動のいくつものシーンで実感した人事の人たちの誠実さでした。
入社して最初に配属されたのは北大阪営業所。コミュニケーションは得意の方だと思っていたのですが、やはり最初の頃は苦戦しました。薬の話などまではよいのですが、その後の雑談が上手く続かない。それでも自分らしくオープンに接するように心がけているうちに少しずつ歯車が回り始めました。先輩たちをお手本にしながら、自分らしいスタイルを見つけることができたのは3年目くらいでしょうか。6年目に大阪第一営業所に異動。現在は大阪市内のエリアを担当し、開業医を中心に活動しています。

MRとしてやりがい、責任の重さを実感した。
杏林製薬は、新薬の普及最大化に向けて活動をしております。主力製品の一つに過活動膀胱治療薬があります。異動して新しいエリアを担当することになり、過活動膀胱治療薬の市場シェアが非常に低いことに気づきました。そこで自分なりに戦略を立ててシェア拡大に取り組みました。医師だけではなく、実際に薬を取り扱う薬剤師の先生方へのアプローチも活動の鍵を握ります。卸店の担当者にも同行してもらい、薬局への情報提供活動も実施しました。市場分析をしてシェアの低いエリアを割り出し、その地域の医療機関や薬局には重点的にアプローチしました。その結果、1年後にはシェアNo.1となり、現在はこの分野の治療薬としてトップシェアを獲得維持しています。
MRは、担当するエリアの医療に深く関わる仕事です。自分で意識した行動によって地域医療に変化をもたらすことを体験し、MRとしてのやりがい、そして責任の重さを改めて実感しました。

後輩たちにも伝えていきたい。
こうして新しいエリアに携わるようになって3年ほどが過ぎ、医師とはじめ地域のたくさんの人たちの信頼関係をベースにMRとしての実績も着実に高まってきました。新薬として発売された難治性慢性咳嗽治療薬では関西支店でトップの実績を獲得しています。すると最近、他の営業所のMRから「どんな活動をしているのか教えてほしい」と電話やメールで連絡が来るようになりました。なかには大先輩ともいえるMRの人も。若手からでも積極的に学ぼうという謙虚な姿勢に感銘を受けました。もちろん、私から伝えられることは惜しむことなくすべて話しています。私自身、これまでたくさんの先輩たちに支えられて成長してきたのですから。
今年からは、新人MRのサポーターとして育成の役割も担っています。何か悩んでいることはないかと常日頃から気を配り、私から教えられることはすべて教えてあげようと思って接しています。杏林製薬らしい誠実さ、優しさを後輩たちに伝えられたら嬉しいですね。

開業医担当のスペシャリストを目指して。
いつでも最良の答えを求めて、考え続ける——。MRとしての自分のスタイルを表現すると、こんな言葉になるでしょうか。できるだけ効率よく活動できるように常に考え続けています。医師との面談についても1回で成果を出せるように、医師が必要としている情報や人柄などを検討し、周到に準備をして臨むようにしています。
その意味では、私はどちらかというと開業医が向いているMRかもしれません。たくさんの医師と直に接し、自分の性格などオープンに伝えることができる。先ほどもお話したように、地域の医療に貢献しているという手応えをダイレクトに感じられることも魅力です。この先どんなキャリアステップを歩んでいくのかまだわかりませんが、できるなら開業医担当のスペシャリストとして経験を積んでいきたいと思っています。

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