社員インタビューMR|中国四国支店
岡山営業所
Interview#03
私らしく歩んでいく。
先輩社員たちの温かさと「チーム制」。
MRという職種を選んだのは、母からの影響が大きかったと思います。母はずっと看護師として働きながら、私を育ててくれました。私は学生時代、中国語を専攻して資格も取りました。就職活動では、その語学力を活かすことも考えたのですが、どうもしっくりこなくて。そこで、生活を豊かにするなど、困っている人の助けになるような仕事がしたいと考え、さまざまな業界の企業を訪問しているうちに、自然と製薬企業のMRという仕事に惹かれるようになったのです。杏林製薬を選んだ理由は、人事の人たちの温かさと「チーム制」という特徴。私はずっと陸上競技をやっていて、個人競技でありながら陸上部というチームとして支え合う雰囲気が大好きでした。いま思うと、そのスタイルは杏林製薬のチーム制と共通するところがあるように感じますね。

そんな私を先輩がそっとサポートしてくれた。
入社後、岡山営業所に配属され、県西部エリアの開業医を中心に担当しました。歴代の先輩たちが築いてきてくれた信頼関係もあって、「あっ、杏林さんね」と医師の方々も新人の私に温かく接してくれました。
ところが、卸店との関係づくりで壁にぶつかりました。卸店の担当者はMRにとって大事なパートナーなのですが、「嫌われないようにしなくちゃ」と妙に緊張して、その空気が相手にも伝わったのか、空回りしてばかり。そんな私を心配した先輩が「“好かれる”のではなく“信頼される”ように意識してみたら」とアドバイスしてくれました。その言葉をきっかけにタイムリーな情報提供などを心がけ、少しずつ良好な関係になりました。ずっと後から聞いたのですが、先輩は私に知らないところでその担当者にいろいろアプローチをかけてくれていたそうです。

それが私のMRとしてのスタイル。
新人の頃からずっと継続している取り組みがあります。杏林製薬では医療関係者向けに情報誌を毎月発行しているのですが、私なりにその内容をコンパクトに要約して担当するエリアの医師にお伝えしているのです。これは当時のチームリーダーが実践していた活動を見習ったもの。毎月のことなのでたいへんですけど、忙しい医師の方々にとても喜ばれています。このように私のMRとしてのスタイルは、いつでも地道で粘り強い活動がベースとなっています。
杏林製薬が提供する新薬の一つに、難治性慢性咳嗽の治療薬があります。担当エリアでの薬剤の普及にあたって、キーパーソンとなる医師がいたのですが、面会もままならず苦戦していました。そこで手紙を添えて資料を用意し、医師が関心を持ちそうな情報を提供し続けました。このとき、役立つ情報をもたらしてくれたのが卸店や薬局の担当者の方々です。日頃からの絆づくりの大切さを改めて感じました。やがてその医師とも信頼関係を構築でき、処方も増えてきました。

私らしく歩み続けていきたい。
この春から所属するチームが変わり、現在は岡山市内のエリアを任されています。以前担当していた西部エリアとは患者さんの層も異なり、新しく学ぶことがたくさんありますが、私が大切にしているスタイルは同じです。これまで培ってきた経験や知識がベースになって、実績も着実にあがっています。最近は、後輩MRたちの相談相手になることも私の大事な仕事です。これまでたくさんの先輩たちに支えられてきた分、後輩たちにはできる限りのサポートをしたいと思っています。
杏林製薬は、女性にとっても働きやすい会社。制度が整っていることに加えて、「チーム制」という日頃からお互いに支え合っていく風土があります。ママさんMRも年々増えているように感じています。私もこれからいろいろなライフイベントがあると思いますが、母と同じようにずっと働き続けたいです。杏林製薬というチームの一人として、患者さんに貢献できる仕事に取り組んでいきます。

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