社員インタビューMR | 東海北陸支店
名古屋東営業所
Interview#04
誠実であること。
自分が誇りを抱いて届けられるもの。
社会に出たら、一つの会社でやりがいを持ってずっと働きたい。私は学生時代、仕事についてこのように考えていました。そしてそれが、この会社に入社した大きな理由でもあるのです。大学で専攻したのは、バイオサイエンス系の生物機能学。その知識を活かしつつ、営業職に就きたいと思っていました。ではどんな製品に関わりたいのか?と考えたとき、世の中でほんとうに必要とされるもの、自分が誇りを持って届けられるものに携わりたいという気持ちが強くなってきました。ちょうどその頃、祖父が入院し、新薬に対する患者さんの切実な想いを知ったこともきっかけでした。そうして製薬業界を目指し、杏林製薬に出会いました。企業説明会などで接した先輩社員たちの温かさや、営業スタイルが「チーム制」という特徴を知り、自分にとってチャレンジし続けていけるフィールドがあると直感したのです。

喜びをメンバーみんなで分かち合った。
入社以来、名古屋営業所でMRとして経験を積んでいます。現在所属するチームのメンバーは5人で、私は愛知県南部のエリアを任されています。開業医が中心となりますが、大規模な基幹病院もある地域です。日々の活動は、医療機関をはじめ卸店や薬局へのアプローチが基本です。地域の医師たちの情報交換や連携を図るための学術講演会などの企画も重要な取り組みです。
最近印象深かったことをあげるとするならば、入社5年目に獲得した「アプリコット賞」ですね。これは全国でも優れたチームに授与される、杏林製薬のMRにとって栄誉ある賞です。その年、新人がメンバーに加わってチーム力が充実し、チャンスだと思い一丸となって活動を進めました。それでも思うように実績が伸びない時期もあって諦めかけたこともありました。チームリーダーが先頭に立ってミーティングを重ね、各メンバーが得意の製品で実績を伸ばす一方、苦手な部分についてはフォローし合いました。それまでもう一歩のところで逃して悔しい思いをしてきたので、受賞が決まった時は嬉しかったです。じわじわと達成感がこみ上げてきました。個人ではなくチームに授与され、みんなで喜びを分かち合えるところがとても杏林製薬らしいと思います。

仲がよいだけの関係ではない。
私が感じる杏林製薬らしさは、お互いに尊重し合い、悩んだりしていると必ず誰かがそっとサポートしてくれるところです。その意味では、入社前に感じたとおりの会社だと思います。けれども、「チーム制」を大切にしているからといって、仲がよいだけの関係ではありません。それぞれの課題などに対しては率直に意見をぶつけ合い、切磋琢磨しています。
私がMRとして大切にしているのは、どんな時でも誠実であることです。医師との面談では、「次も会いたい」と思っていただけるように、充実した情報提供と丁寧な対応を心がけています。時にはなかなか会っていただけない医師もいます。そんな場合には、粘り強くアプローチし、貴重な面談のチャンスを一撃でものにできるように、事前に綿密に準備をして臨んでいます。

だからこそ、どんな時でも誠実であり続ける。
杏林製薬では、難治性の慢性咳嗽に適応する治療薬の情報提供をおこなっております。この病気は治療が難しく、MRとしても医療機関への丁寧な情報提供が求められます。けれども、苦しんでいるたくさんの患者さんのQOL向上に貢献できて、やりがいも大きいのです。医師から「薬が効いて、患者さんの表情がみちがえるように明るくなった」といった話を聞くと、それまでのどんな苦労も消し飛びます。
いま目標としているのは、MRとしての一つのゴールである大学病院担当になることです。チームリーダーというポジションにもぜひチャレンジしたいと思っていますが、その先のキャリアステップについてはまだ漠然としています。杏林製薬で誇りを持って働き続けていくために、医師や医療従事者、患者さんはもちろん、自分に関わるすべての人々に対して誠実であり続けていきたいと思っています。

<1日のスケジュール>One Day
情報の収集、資料作成など
開業医を訪問
情報の交換など
医師との面談
