事業活動

MR:医薬情報担当者

MR ─ 信頼関係をむすぶ

MR(医薬情報担当者)として、医薬品の適正使用を促す情報を提供・収集・伝達

MRは医療関係者や患者さんにとっての「薬物治療のパートナー」。杏林製薬(株)では、自社製品に関連の深い「呼吸器科」「耳鼻科」「泌尿器科」という3つの診療科に重点をおいた活動を展開しています。医療関係者のニーズを的確に把握し、より速やかに対応できる組織にするため、一定のエリアを複数のMRで担当する「チーム制」を導入。個々人の意志を尊重する一方、チームとして考え、チーム全体で目標達成を目指します。

情報を生かすのは一人ひとりのパーソナリティ

得意分野についての深く正しい情報・知識は、きめ細やかな情報提供活動へとつながり、医療関係者から信頼を得ることになります。その経験の積み重ねが自信となり、さらに魅力的で信頼されるMRへと成長していきます。MRの命は情報、けれどそれを生かし、医療関係者との信頼関係を結ぶのは一人ひとりのパーソナリティなのです。

個性の協調から生まれるチームワーク

写真: チーム制を導入して10年超。MR同士の連携や協同体制が整っていることが、大きな強みとなっています。責任が重く、ときには孤独を感じる仕事に向き合っても、喜びや悩みを共有できる仲間がいれば、前向きな気持ちを忘れず努力することができます。杏林製薬(株)のMRは、勤勉だと評価される一方、個性的、創造性が豊か、などといわれることも多々あります。それぞれのパーソナリティを尊重し、信頼し合うことで、優れたチームワークが生まれています。

MR ─ さまざまなニーズに応える

医療関係者が求める幅広い情報、患者さんをサポートする情報を即座に提供

MRが常時携帯しているものといえばノートPC。製品情報、各種文献、海外の学術情報など、医療関係者 の幅広い情報ニーズへ即座に応えます。さらに、患者さんが必要とする医薬品の知識、患者さんにとって 役立つ治療の情報なども、医療関係者を通じて提供しています。また、GQP、GVP、GPSPに基づき、 市販された医薬品の品質・有効性・安全性に関する情報も収集します。

  • GQP:Good Quality Practice = 品質管理基準
  • GVP:Good Vigilance Practice = 製造販売後安全管理基準
  • GPSP:Good Post marketing Study Practice = 製造販売後調査・試験実施基準省令
責任を果たそうとする真面目さ・勤勉さ

写真:斎藤クリニック院長 斎藤雄一郎 先生 杏林製薬(株)のMRが共通してもっているもの、それは真面目さと勤勉さです。まめに医療現場へ足を運び、つねに真摯な姿勢で有用性の高い情報を提供すること。社内で定期的に行われる医学薬学などの知識確認テストをクリアするために、日常から勉強に熱心であること。また、最新情報にアンテナを張り、社内外との情報交換を欠かさないこと。若手にも仕事を任せる社風であることを一人ひとりが自覚し、その責任を果たそうとしています。

各種の教育・研修に「e-ラーニング」を活用

杏林製薬(株)では、インターネットを利用し、それぞれのMRが、いつでもどこでも自分のペースで学習できる「e-ラーニングシステム」を導入。入社直後から始まるMR認定試験のためのプログラムをはじめ、その後の継続教育として、病気に関する知識を高める専門教育プログラム、月例研修プログラムなどを提供しています。この他、実地研修(OJT)や専門医を招いての社内勉強会など、実践的な教育・研修にも力を注いでいます。

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