非臨床試験に基づく本剤(リフヌア®錠45mg)の情報は、以下のとおりです。
- ラットに6ヵ月間又はイヌに9ヵ月間、本剤の有効成分であるゲーファピキサントを経口投与したところ、ゲーファピキサントからなる尿中結晶がみられました。
- ラットに臨床用量での曝露量(1回45mgを1日2回投与)の4倍を超える曝露を行ったところ、腎、尿管及び膀胱に回復性のある病変が認められました。
- イヌに臨床用量での曝露量(1回45mgを1日2回投与)の26倍を超える曝露を行ったところ、尿細管に回復性のある病変が認められました。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
15. その他の注意 15.2 非臨床試験に基づく情報 ラットに6ヵ月間、又はイヌに9ヵ月間ゲーファピキサントを経口投与すると、ゲーファピキサントからなる尿中結晶がみられ、さらに臨床用量(1回45mgを1日2回投与)での曝露量の4倍(ラット)及び26倍(イヌ)を超える曝露量では、腎、尿管及び膀胱(ラット)又は尿細管(イヌ)に回復性のある病変を認めた。[9.2、15.1.1参照] |
[補足]
RMPの安全性検討事項の「重要な潜在的リスク」に、尿中の結晶性異物に起因する腎障害が挙げられています。
- 電子添文(15.2項)[2025年2月改訂(第4版)]
- 補足;医薬品リスク管理計画書(RMP)[2024年8月19日提出]
2025/2/6