血液透析患者への本剤(ラスビック®錠75mg)の投与に関する情報はありません。
[参考]
◆分子量
本剤の有効成分であるラスクフロキサシンの分子量は439.43です(ラスクフロキサシン塩酸塩の分子量は 475.89)。
◆血漿蛋白結合率
ラスクフロキサシン1.0及び10.0μg/mLのin vitroでのヒト血漿蛋白結合率は、それぞれ74.0%及び71.2%でした1)。
◆分布容積
健康成人男性24例にラスクフロキサシン(錠)75mgを単回経口投与したときの見かけの分布容積(Vd/F)(平均値±標準偏差)は、151±24.7Lでした2)。
◆排泄率
健康成人男性6例にラスクフロキサシン(錠)75mgを単回経口投与したとき、投与後144時間までの未変化体の排泄率は、尿中に8.38%、糞中に16.0%でした。未変化体と脱シクロプロピル体の排泄率の合計は、尿中に39.9%、糞中に24.9%でした2)。
- 参考;電子添文(16.3.1項、16.5項、19項)[2024年5月改訂(第2版)]
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参考;インタビューフォーム(VII.2.(5)分布容積、VII.5.(6)血漿蛋白結合率、VII.7.排泄)[2024年5月改訂(第7版)]
References
- 社内資料 :ヒト生体試料を用いたin vitro試験(2019年9月20日承認、CTD2.7.2.2)
- 社内資料 :薬物動態試験(2019年09月20日承認、CTD2.7.2.2)
2024/7/29