本剤(フルティフォーム®50エアゾール/125エアゾール)の副作用にある口腔カンジダ症や嗄声(しゃがれ声)を予防するため、本剤の吸入後には"うがい"をするように指導してください。
ただし、うがいが困難な患者には、口腔内をすすぐように指導してください。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
14. 適用上の注意 14.1 薬剤交付時の注意 14.1.3 吸入後 口腔カンジダ症又は嗄声の予防のため、本剤吸入後に、うがいを実施するよう患者を指導すること。ただし、うがいが困難な患者には、うがいではなく口腔内をすすぐよう指導すること。 |
[補足]
口の中に残ったお薬を洗い流すことで、舌や口の中に白いコケが付いたり、赤くなる、ひりひりする、声がかれるなどの局所的な副作用を防ぐことが期待できます。ガラガラ、ブクブクを2回以上繰り返すと効果的です。
- 電子添文(14.1.3項)[2023年6月改訂(第5版)]
- 補足;患者向け服薬指導資材(フルティフォーム®を使用する患者さんへ)[2023年7月改訂(ICFF0003)]
2023/10/4