健康な非高齢男性(65 歳未満)6 例および 65 歳以上の高齢者 9 例にイミダフェナシン 0.1mg を空腹時に単回経口投与した時、高齢者では Cmaxが非高齢男性に比べて1.2 倍高かったが、AUC0→∞は、ほぼ同様でした。
投与日 |
Tmax (hr) |
Cmax (pg/mL) |
AUC0→∞ (pg・hr/mL) |
T1/2 (hr) |
---|---|---|---|---|
高齢者 |
1.0 [1.0 - 2.0] |
445 ± 136 |
2140 ± 480 |
3.1 ± 0.4 |
平均値±標準偏差(n=9)、Tmaxのみ中央値[最小値-最大値]
投与日 |
Tmax (hr) |
Cmax (pg/mL) |
AUC0→∞ (pg・hr/mL) |
T1/2 (hr) |
---|---|---|---|---|
非高齢者 |
1.5 [1.0 - 2.0] |
382 ± 106 |
2010 ± 1050 |
2.6 ± 0.7 |
平均値±標準偏差(n=6)、Tmaxのみ中央値[最小値-最大値]
電子添文の記載は、以下の通りです。
6.用法及び用量 通常、成人にはイミダフェナシンとして1回0.1mgを1日2回、朝食後及び夕食後に経口投与する。効果不十分な場合は、イミダフェナシンとして1回0.2mg、1日0.4mgまで増量できる。 |
9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.8 高齢者 一般に、生理機能が低下している。[16.6.1 参照] |
出典:電子添文、インタビューフォーム
2023/7/24