本剤(ナゾネックス®点鼻液50μg)の投与により、ステロイドの全身性作用として、緑内障が発現する可能性があります。
また、本剤の副作用として「眼圧亢進(頻度不明)」が認められています。
このため、緑内障を合併する患者への投与により、緑内障の症状が悪化する可能性がありますので、定期的に検査を行い、症状の悪化が認められた場合には適切な処置を行ってください。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
8. 重要な基本的注意 8.2 全身性ステロイド剤と比較し可能性は低いが、点鼻ステロイド剤の投与により全身性の作用(クッシング症候群、クッシング様症状、副腎皮質機能抑制、小児の成長遅延、骨密度の低下、白内障、緑内障を含む)が発現する可能性がある。特に長期間、大量投与の場合には定期的に検査を行い、全身性の作用が認められた場合には適切な処置を行うこと。 |
11.2 その他の副作用(抜粋)
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- 電子添文(8.2項、11.2項)[2023年1月改訂(第3版)]
2023/10/17