事業活動
"0から1を生み出す"仕事が創薬研究だとすれば、開発研究とは"1を100に育て上げる"仕事です。 創薬研究所を中心に生み出されたシーズを医薬品に育て、世に送り出すために、あらゆる角度から研究を重ねます。
研究センターでは、「スピード、科学性、信頼性」を重視しながら、実験動物を用いて有効性、安全性などを綿密に調べる一方、製剤方法などについても研究。そして、新薬を開発する上で最も重要なプロセスである臨床試験へと進みます。
こうしてグローバルな視点で積み上げたデータをもとに申請を行い、それが承認されてはじめて新薬が誕生するのです。
初期臨床までの期間短縮によるスピードアップを追求
キョーリンの開発研究におけるキーワードは「スピード、科学性、信頼性」。何度試しても同じ結果が出る確かさが求められる反面、開発コストを抑え、いち早く製品化するためのスピードも大きなテーマになります。
そこでリード探索から、"フェーズIIa"と呼ばれる臨床試験において新薬の有効性などが実証される(POC)までを、組織の枠を超えたひとつのチームで一貫して進めていく制度を導入し、新薬開発期間の短縮を目指しています。
また、CMC、薬効薬理、体内動態、毒性などの研究プロセスをアウトソーシングし、並行して進める手法も取り入れています。
- ※ POC:Proof of Concept=ヒトでの有効性と安全性の確認。
- ※ CMC:Chemistry,Manufacturing and Controlの略。科学的根拠に基づいた製造管理。
患者さんのQOLまで視野に入れた臨床試験を
ヒトを対象として新薬の有効性と安全性を調べる臨床試験(治験)。それは、製薬企業が医療機関に委託し、患者さんの理解と協力を得てはじめて実施できる試験で、新薬開発の最終プロセスです。治験を進める上では高い倫理性が求められるのはもちろんのこと、例えば、服用回数など、患者さんの負担軽減につながる点を試験することも重要になります。
キョーリンでは、国内だけでなく、海外での臨床試験も積極的に進めています。また、他の会社との共同開発やCROを使いながら効率的な開発を目指しています。
※ QOL:Quality of Life




