本剤(ラスビック®点滴静注キット150mg)の調製に際しては、"薬液1本"に対して、必ず内袋に同梱されている"専用希釈液1本"で希釈(混合)してください。
調製の手順は以下のとおりです。
◆調製方法
- 薬液バイアルのキャップを外し、専用希釈液ボトルの支持筒上部のフィルムをはがしてください。
- 支持筒上部を上に向けて薬液バイアルのゴム栓中央部に注入針をまっすぐ刺し、挿入完了位置まで一気に押し込んでください。
- 接続操作にあたっては、支持筒等の固く安定する部分を持って行い、専用希釈液ボトルの胴部を持ったり、押さえたりしないでください。
- 注入針が完全に奥まで刺し込まれていることを確認してください。
- 薬液バイアルを専用希釈液ボトルに接続後、薬液が専用希釈液ボトル側に落下しない場合は、ポンピングを行ってください。
- 薬液がバイアルから専用希釈液ボトル側に全て流れたことを確認し、転倒混和する。薬液と専用希釈液を混合した後は室温で保管し、24時間以内に使用してください。
- 栓体(排出口)への針刺しは、ゴム栓面に垂直にゆっくり行ってください。斜めに刺すと、ゴム片が薬剤中に混入したり、ポート部を傷つけ液漏れを起こすおそれがあります。
弊社の医療関係者向け情報サイトには、使用方法の動画が掲載されています。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
14. 適用上の注意 14.1 薬剤調製時の注意 14.1.1 本剤は必ず薬液を専用希釈液で希釈(混合)して使用すること。 14.1.2 調製方法 薬液1本に対して、専用希釈液1本で希釈(混合)すること。 (1) 薬液バイアルのキャップを外し、専用希釈液ボトルの支持筒上部のフィルムをはがす。 (2) 支持筒上部を上に向けて薬液バイアルのゴム栓中央部に注入針をまっすぐ刺し、挿入完了位置まで一気に押し込む。 (3) 接続操作にあたっては、支持筒等の固く安定する部分を持って行い、専用希釈液ボトルの胴部を持ったり、押さえたりしないこと。 (4) 注入針が完全に奥まで刺し込まれていることを確認する。 (5) 薬液バイアルを専用希釈液ボトルに接続後、薬液が専用希釈液ボトル側に落下しない場合は、ポンピングを行う。 (6) 薬液がバイアルから専用希釈液ボトル側に全て流れたことを確認し、転倒混和する。薬液と専用希釈液を混合した後は室温で保管し、24時間以内に使用すること。 (7) 栓体(排出口)への針刺しは、ゴム栓面に垂直にゆっくり行うこと。斜めに刺すと、ゴム片が薬剤中に混入したり、ポート部を傷つけ液漏れを起こすおそれがある。 |
[関連FAQ]
- 電子添文(14.1項)[2024年5月改訂(第5版)]
- インタビューフォーム(XIII.2.1)調製方法)[2025年6月改訂(第6版)]
2025/6/24