本剤(ラスビック®点滴静注キット150mg)とラスビック®錠75mgの電子添文の記載の主な相違は、以下のとおりです。
点滴静注キット 150mg |
錠 75mg |
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2.禁忌(次の患者には投与しないこと) |
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本剤の成分又は他のキノロン系抗菌剤に対し過敏症の既往歴のある患者 |
〇 |
〇 |
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QT延長のある患者(先天性QT延長症候群等) |
〇 |
- |
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低カリウム血症のある患者 |
〇 |
- |
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クラスIA(キニジン、プロカインアミド等)又はクラスIII (アミオダロン、ソタロール等)の抗不整脈薬を投与中の患者 |
〇 |
- |
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重度の肝機能障害のある患者 |
〇 |
- |
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妊婦又は妊娠している可能性のある女性 |
〇 |
〇 |
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小児等 |
〇 |
〇 |
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4.効能又は効果 <適応菌種> (本剤に感性の) |
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ブドウ球菌属 |
〇 |
〇 |
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レンサ球菌属 |
〇 |
〇 |
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肺炎球菌 |
〇 |
〇 |
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腸球菌属 |
〇 |
- |
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モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス |
〇 |
〇 |
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大腸菌 |
〇 |
- |
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クレブシエラ属 |
〇 |
〇 |
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エンテロバクター属 |
〇 |
〇 |
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インフルエンザ菌 |
〇 |
〇 |
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レジオネラ・ニューモフィラ |
〇 |
〇 |
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ペプトストレプトコッカス属 |
〇 |
- |
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ベイヨネラ属 |
〇 |
- |
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バクテロイデス属 |
〇 |
- |
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プレボテラ属 |
〇 |
〇 |
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ポルフィロモナス属 |
〇 |
- |
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フソバクテリウム属 |
〇 |
- |
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肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ) |
〇 |
〇 |
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4.効能又は効果 <適応症> |
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咽頭・喉頭炎 |
- |
〇 |
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扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む) |
- |
〇 |
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急性気管支炎 |
- |
〇 |
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肺炎 |
〇 |
〇 |
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肺膿瘍 |
〇 |
- |
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慢性呼吸器病変の二次感染 |
〇 |
〇 |
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中耳炎 |
- |
〇 |
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副鼻腔炎 |
- |
〇 |
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5.効能又は効果に関連する注意 |
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抗菌薬投与の必要性を判断した上での投与 |
- |
〇 |
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6.用法及び用量 |
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通常、成人にはラスクフロキサシンとして、投与初日に300mg を、投与2日目以降は150mgを1日1回点滴静注する。 |
通常、成人には、ラスクフロキサシンとして1回75mgを1日1回 経口投与する。 |
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8.重要な基本的注意 |
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耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる |
〇 |
〇 |
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ショック、アナフィラキシーの発生を確実に予知できる方法がないので、事前に既往歴等について十分な問診を行う、救急処置の取れる準備をする等の措置をとる |
〇 |
- |
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QT間隔が延長するおそれがあるため、本剤の投与開始前及び投与中は患者の状態を十分に観察し、必要に応 じて心電図検査等を実施する |
〇 |
- |
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大動脈瘤、大動脈解離を引き起こすことがあるので、観察を十分に行うとともに、腹部、胸部又は背部に痛み等の症状があらわれた場合には直ちに医師の診察を受けるよう患者に指導する |
〇 |
〇 |
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9.特定の背景を有する患者に関する注意 |
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合併症・既往歴等のある患者 てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者 |
〇 |
〇 |
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合併症・既往歴等のある患者 重度の徐脈等の不整脈、虚血性心疾患、心不全等の心疾患のある患者 |
〇 |
- |
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合併症・既往歴等のある患者 重篤な心疾患(不整脈、虚血性心疾患等)のある患者 |
- |
〇 |
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合併症・既往歴等のある患者 重症筋無力症の患者 |
〇 |
〇 |
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合併症・既往歴等のある患者 大動脈瘤又は大動脈解離を合併している患者、大動脈瘤又は大動脈解離の既往、家族歴若しくはリスク因子(マルファン症候群等)を有する患者 |
〇 |
〇 |
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肝機能障害患者 重度の肝機能障害のある患者 |
〇 (禁忌) |
- |
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肝機能障害患者 中等度の肝機能障害のある患者 |
〇 |
- |
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肝機能障害患者 中等度以上の肝機能障害のある患者 |
- |
〇 |
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妊婦 |
〇 (禁忌) |
〇 (禁忌) |
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授乳婦 |
〇 |
〇 |
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小児等 |
〇 (禁忌) |
〇 (禁忌) |
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高齢者 |
〇 |
〇 |
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10.1 併用禁忌(併用しないこと) |
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クラスIA抗不整脈薬: キニジン、プロカインアミド(アミサリン)等 |
〇 |
- |
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クラスIII抗不整脈薬: アミオダロン(アンカロン)、ソタロール(ソタコール)等 |
〇 |
- |
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10.2 併用注意(併用に注意すること) |
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チアジド系利尿剤 ループ系利尿剤 糖質副腎皮質ホルモン剤 ACTH グリチルリチン製剤 |
〇 |
- |
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アルミニウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛を含有する製剤: 制酸剤、ミネラル入りビタミン剤等 |
- |
〇 |
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フェニル酢酸系、プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤: フルルビプロフェン等 |
〇 |
〇 |
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リファンピシン フェニトイン カルバマゼピン |
〇 |
〇 |
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テオフィリン アミノフィリン水和物 |
〇 |
〇 |
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レパグリニド |
〇 |
- |
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クラスIA抗不整脈薬: キニジン、プロカインアミド等 クラスIII抗不整脈薬: アミオダロン、ソタロール等 |
- (併用禁忌) |
〇 |
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副腎皮質ホルモン剤(経口剤及び注射剤): プレドニゾロン、ヒドロコルチゾン等 |
〇 |
〇 |
-:設定されていない
上記以外に、重大な副作用の発現頻度や適用上の注意等が異なりますので、使用に際しては最新の電子添文をご確認ください。
- 点滴静注キット150mg;電子添文(2項~6項、8項~10項)[2024年5月改訂(第5版)]
- 錠75mg;電子添文(2項~6項、8項~10項)[2024年5月改訂(第2版)]
2024/7/29