本剤(ウリトス®錠0.1mg/OD錠0.1mg)の有効成分であるイミダフェナシンの代謝と排泄の経路は、以下のとおりです。
◆代謝
- イミダフェナシンは、経口投与後に約40%が肝臓で初回通過効果を受けます。血漿中主代謝物は、メチルイミダゾール基が酸化されたM-2、またM-2のメチルイミダゾール基が環開裂を受けたM-4及び未変化体のN-グルクロン酸抱合体であるM-9でした。M-2及びM-4への代謝には主としてCYP3A4が、M-9への代謝には主としてUGT1A4が関与します1)。
- イミダフェナシン及びその主代謝物M-2、M-4、M-9は、ヒトCYP分子種(CYP1A2、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6、CYP2E1及びCYP3A4)を阻害しませんでした(in vitro)1)。
◆排泄
外国人健康成人男性6例に、[14C]イミダフェナシンを0.25mg※の用量で空腹時に単回経口投与した時、投与量の95%が投与後192時間までに尿及び糞中に排泄されました(尿中65.6%、糞中29.4%)。未変化体の尿中排泄率は10%未満であり、糞中への未変化体の排泄は認められませんでした2)。
※:本剤の用法及び用量は、「通常、成人にはイミダフェナシンとして1回0.1mgを1日2回、朝食後及び夕食後に経口投与する。効果不十分な場合は、イミダフェナシンとして1回0.2mg、1日0.4mgまで増量できる。」です。
- 電子添文(16.4項、16.5項)[2024年5月改訂(第2版)]
References
- Kanayama, N. et al. :Xenobiotica. 2007 ;37(2) :139-154(PMID:17484517)
- Ohmori, S. et al. :Drug Metab. Dispos. 2007 ;35(9) :1624-1633(PMID:17567733)
2026/2/25