よくある質問(FAQ)

Q

ラスビック錠75mg

ラスビック錠_薬物動態における食事の影響は?

A

本剤(ラスビック®錠75mg)の薬物動態において、食後投与では空腹時投与に比ベCmaxに1.28 倍の増加が見られましたが、AUClastに変化はなかったことから食事の影響は小さいものと考えられます1)


[解説]

健康成人男性24例にラスクフロキサシン75mgを空腹時及び食後に単回経口投与したとき、血漿中ラスクフロキサシンの薬物動態パラメータ及び空腹時に対する食後のCmax及びAUClastの幾何平均比は以下のとおりであった。

表 健康成人にラスクフロキサシン75mgを単回経口投与したときの薬物動態に及ぼす食事の影響

投与条件

投与量

例数

Cmax

(μg/mL)

Tmax

(hr)

t1/2

(hr)

AUCinf

(μg・hr/mL)

AUClast

(μg・hr/mL)

空腹時

75mg

24

0.592 ± 0.162

2.48 ± 1.09

13.9 ± 1.35

10.2 ± 2.02

9.19 ± 1.69

食後

75mg

24

0.765 ± 0.247

2.54 ± 0.871

14.2 ± 1.89

10.2 ± 1.79

9.14 ± 1.44

比較

(食後/空腹時)

-

-

1.28

[1.12 ~ 1.47]

-

-

-

1.00

[0.95 ~ 1.05]

平均値±標準偏差
♯:幾何平均比[90%信頼区間]


  • 解説;インタビューフォーム(VII.1.(4)1)食事の影響)[2024年5月改訂(第7版)]
References
  1. 社内資料 :食事の影響に関する試験(2019年09月20日承認、CTD2.5.2.3)

2024/12/2

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