よくある質問(FAQ)

Q

ケタスカプセル10mg

ケタス_薬物動態における食事の影響は?

A

本剤(ケタス®カプセル10mg)の薬物動態において、食後投与では空腹時投与に比ベ血中濃度が高くなることが認められています。


[解説]

健康成人6名にイブジラスト10mg 2カプセルを食後及び空腹時に単回経口投与した時、空腹時服用に比べ食後服用では吸収が1~2時間遅れ、血中濃度が高くなった1)。しかし、イブジラスト10mgを1日3回8日間食後に経口投与した時、安定した定常状態が得られている2)ため、有効性及び安全性への食事の影響はないと推察される。

※:本剤の用法及び用量は、「<気管支喘息>イブジラス卜として通常、成人には1回10mgを1日2回経口投与する。<脳循環障害によるめまい>イブジラス卜として通常、成人には1回10mgを1日3回経口投与する。なお、症状により適宜増減する。」です。


  • インタビューフォーム(VII.1.(4)1)食事の影響)[2025年7月改訂(第17版)]
  • 解説;インタビューフォーム(VII.1.(4)1)食事の影響)[2025年7月改訂(第17版)]
References
  1. 社内資料 :大橋京一, 他. :イブジラストの吸収動態に及ぼす食事の影響
  2. 前田貞正, 他. :基礎と臨床. 1989 ;23(6) :2349-2355

2025/7/1

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