本剤(キプレス®チュアブル錠5mg)の薬物動態において、食後投与では空腹時に比べTmaxは遅延し、Cmax及びAUC0-∞は減少しました。
本剤は、食事の有無にかかわらず投与できます。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
14. 適用上の注意 14.1 薬剤交付時の注意 14.1.2 本剤は、食事の有無にかかわらず投与できる。 |
[解説]
健康成人にモンテルカストチュアブル錠5mg注)を食後投与することにより、空腹時に比べて最高血漿中濃度到達時間(Tmax)は2.3±0.9時間から4.0±1.9時間に遅延した。また、Cmaxは488±66ng/mLから256±82ng/mLに48%減少し、AUC0-∞は2730±743ng・hr/mLから2386±498ng・hr/mLに13%減少した(外国人データ)1)。
注)本剤の用法及び用量は、「通常、6歳以上の小児にはモンテルカストとして5mgを1日1回就寝前に経口投与する。」です。
- 電子添文(14.1.2項、16.2.1項)[2024年5月改訂(第2版)]
- 解説;電子添文(16.2.1項)[2024年5月改訂(第2版)]
- 解説;インタビューフォーム(VII.1.(4)2)食事の影響(外国人))[2025年1月改訂(第47版)]
References
- 社内資料 :モンテルカストチュアブル錠5mgの食事の影響(2001年6月20日承認、申請資料概要へ.3.(3).2).?)
2025/1/6