本剤(ラスビック®点滴静注キット150mg)の薬液バイアルを専用希釈液ボトルに接続後、薬液が専用希釈液ボトル側に落下しない場合は、"ポンピング"(専用希釈液ボトルの胴部を指で繰り返し押す操作)を行ってください。
薬液バイアル内に適度の空隙があれば、ポンピングを行うことで薬液が専用希釈液ボトル内に落下します。

図 ポンピング(ボトル胴部を繰り返し押す)
[補足]
薬液バイアル内の空気が抜けて中が液体で満たされると、ポンピングをしても薬液が専用希釈液ボトル側に落ちにくくなります。例えば、薬液バイアルを机の上に置いた状態で専用希釈液ボトルを逆さまにして上から差し込むと、希釈液が薬液バイアル側に移動し、薬液バイアル内の空気が抜けてしまうことがあります。
このため、調製時には下図のように、必ず専用希釈液ボトルの支持筒上部を上に向けて薬液バイアルのゴム栓中央部に注入針をまっすぐ刺し、挿入完了位置まで一気に押し込んでください。接続操作にあたっては、支持筒等の固く安定する部分を持って行い、専用希釈液ボトルの胴部を持ったり、押さえたりしないでください。

ポンピングを繰り返し行っても薬液が落下しない場合には、薬液バイアルの口部を下に向け、上下に振動を与えるように"タッピング"(作業台などに専用希釈液ボトルの口部を軽く数回当てる操作)を試みてください。

図 タッピング(ボトルに軽い振動を与える)
なお、専用希釈液ボトルの口部のオーバーシール(ゴム栓部の汚染防止用シール)を剥がした状態でタッピングを行うとゴム栓部が汚染される可能性がありますので、オーバーシールを剝がす前に薬液を専用希釈液ボトルに移す操作を完了させてください。

図 専用希釈液ボトル
上記を実施しても薬液が落ちない場合、製品不良の可能性も否定できませんので、弊社MRまでご連絡ください。
[関連FAQ]
- 電子添文(14.1項)[2024年5月改訂(第5版)]
2026/4/21