よくある質問(FAQ)

Q

バクシダール錠100mg、錠200mg

バクシダール_用法及び用量は?

A

本剤(バクシダール®錠100mg/錠200mg)の用法及び用量は、以下のとおりです。

  • ノルフロキサシンとして、通常成人1回100~200mgを1日3~4回経口投与する。なお、症状により適宜増減する。

ただし、本剤を「腸チフス」又は「パラチフス」の治療に用いる場合の用法及び用量は、以下のとおりです。

  • ノルフロキサシンとして1回400mgを1日3回、14日間経口投与する。

なお、腸チフス、パラチフスにおける用量については、他の感染症に対する用量と比較して国内投与経験が少ないため、投与期間中は頻回に臨床検査を行う等、患者の状態を十分に観察してください。

また、炭疽の発症及び進展抑制における投与期間については、米国疾病管理センター(CDC)が類薬であるシプロフロキサシンについて60日間を推奨していますが、本剤で炭疽を対象とした臨床試験は実施していません。

電子添文の記載は、以下のとおりです。

6. 用法及び用量

ノルフロキサシンとして、通常成人1回100~200mgを1日3~4回経口投与する。

なお、症状により適宜増減する。

ただし、腸チフス、パラチフスの場合は、ノルフロキサシンとして1回400mgを1日3回、14日間経口投与する。

7. 用法及び用量に関連する注意

〈腸チフス、パラチフス〉

7.1 腸チフス、パラチフスにおける用量では、他の感染症に対する用量と比較して国内投与経験が少ないため、頻回に臨床検査を行う等患者の状態を十分に観察すること。

〈炭疽〉

7.2 炭疽の発症及び進展抑制には、類薬であるシプロフロキサシンについて米国疾病管理センター(CDC)が、60日間の投与を推奨している。


[補足]

小児には、本剤ではなく、小児用バクシダール®錠50mgを使用してください。
ただし、本剤とは効能又は効果が異なり、小児には深在性皮膚感染症、前立腺炎(急性症、慢性症)、尿道炎、胆嚢炎、胆管炎、コレラ、中耳炎、副鼻腔炎の適応症はありません。



2025/10/29

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