本剤(ベストロン®耳鼻科用1%)の用法及び用量は、以下のとおりです。
<外耳炎・中耳炎>
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本剤を添付の溶解液で1mL当たりセフメノキシム塩酸塩として10mg(力価)の濃度に溶解する。
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通常1回6~10滴点耳し、約10分間の耳浴を1日2回行う。
- なお、症状により適宜回数を増減する。ただし、症状に改善がみられない場合は漫然と長期間の連続投与を行わないこと。
本剤の投与は4週間を目安として、その後の継続投与については漫然と投与しないよう、慎重に行ってください。
<副鼻腔炎>
- 本剤を添付の溶解液で1mL当たりセフメノキシム塩酸塩として10mg(力価)の濃度に溶解する。
- 噴霧吸入:通常1回2~4mLを隔日に1週間に3回ネブライザーを用いて噴霧吸入する。
- 上顎洞内注入:通常1回1mLを1週間に1回上顎洞内に注入する。
- なお、症状により適宜回数を増減する。ただし、症状に改善がみられない場合は漫然と長期間の連続投与を行わないこと。
本剤の投与は4週間を目安として、臨床症状に改善がみられない場合は投与を中止し、他の治療法に切り換えてください。
ネブライザーを用いた噴霧吸入は、原則として中鼻道の開放等の鼻腔所見を確認し、鼻処置(鼻汁の吸引除去、腫脹の軽減等)を行った後に実施してください。ネブライザーが使用できるのは中鼻道閉塞が高度ではない場合となりますので、中鼻道閉塞が高度の場合は上顎洞内に注入してください。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
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4. 効能又は効果(一部抜粋) 〈適応症〉 外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎(ただし、ネブライザーを用いた噴霧吸入においては中鼻道閉塞が高度の症例を除く) |
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6. 用法及び用量 本剤を添付の溶解液で1mL当たりセフメノキシム塩酸塩として10mg(力価)の濃度に溶解し、次のとおり用いる。 外耳炎及び中耳炎に対しては、通常1回6~10滴点耳し、約10分間の耳浴を1日2回行う。 副鼻腔炎に対しては、通常1回2~4mLを隔日に1週間に3回ネブライザーを用いて噴霧吸入するか、又は1回1mLを1週間に1回上顎洞内に注入する。 なお、症状により適宜回数を増減する。 ただし、症状に改善がみられない場合は漫然と長期間の連続投与を行わないこと。 |
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7. 用法及び用量に関連する注意 〈耳科用〉 7.1 4週間の投与を目安とし、その後の継続投与については漫然と投与しないよう、慎重に行うこと。 〈鼻科用〉 7.2 ネブライザーを用いた噴霧吸入に際しては、原則として中鼻道の開放等の鼻腔所見を確認し、鼻処置(鼻汁の吸引除去、腫脹の軽減等)を行った後、4週間の投与を目安とし、臨床症状の改善がみられない場合は、投与を中止し、他の治療法に切り換えること。 7.3 上顎洞内注入に際しては、4週間の投与を目安とし、臨床症状の改善がみられない場合は、投与を中止し、他の治療法に切り換えること。 |
[関連FAQ]
- 電子添文(4項、6項、7項)[2024年5月改訂(第2版)]
2025/12/23