本剤(ベストロン®耳鼻科用1%)は、小児への投与は可能ですが、低出生体重児、新生児又は乳児を対象とした臨床試験は実施していません。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
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9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.7 小児等 低出生体重児、新生児又は乳児を対象とした臨床試験は実施していない。 |
[解説]
耳科領域において、使用成績調査4,548例のうち15歳未満の症例は1,503例[このうち幼児(1歳以上7歳未満)は965例、小児(7歳以上15歳未満)は466例]で、いずれも副作用は認められなかった。
鼻科領域において、使用成績調査3,393例のうち15歳未満の症例は952例[このうち幼児(1歳以上7歳未満)は456例、小児(7歳以上15歳未満)は496例]で、幼児において1例に副作用が発現したが、副作用発現率は成人層を上回ることがなかった。
- 電子添文(9.7項)[2024年5月改訂(第2版)]
- 解説;インタビューフォーム(VIII.6.(7)小児等)[2024年5月改訂(第13版)]
2025/12/23