本剤(ベストロン®耳鼻科用1%)の投与日数の目安は、以下のとおりです。
<耳科用>
点耳の場合は、4週間を目安としてください。その後の継続投与については漫然と投与しないよう、慎重に行ってください。
なお、本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として本剤への感受性を確認してから投与を開始し、疾病の治療上必要な最小限の期間にとどめてください。
<鼻科用>
ネブライザーを用いた噴霧吸入及び上顎洞内注入の場合は、4週間を目安としてください。
臨床症状に改善がみられない場合は、投与を中止し、他の治療法に変更してください。
なお、本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として本剤への感受性を確認してから投与を開始し、疾病の治療上必要な最小限の期間にとどめてください。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
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7. 用法及び用量に関連する注意 〈耳科用〉 7.1 4週間の投与を目安とし、その後の継続投与については漫然と投与しないよう、慎重に行うこと。 〈鼻科用〉 7.2 ネブライザーを用いた噴霧吸入に際しては、原則として中鼻道の開放等の鼻腔所見を確認し、鼻処置(鼻汁の吸引除去、腫脹の軽減等)を行った後、4週間の投与を目安とし、臨床症状の改善がみられない場合は、投与を中止し、他の治療法に切り換えること。 7.3 上顎洞内注入に際しては、4週間の投与を目安とし、臨床症状の改善がみられない場合は、投与を中止し、他の治療法に切り換えること。 |
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8. 重要な基本的注意 8.1 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。 |
- 電子添文(7項、8.1項)[2024年5月改訂(第2版)]
2025/12/23