臨床使用に基づく本剤(キプレス®細粒4mg)の情報は、以下のとおりです。
- プラセボ対照臨床試験41試験を対象に統合解析を行った結果、本剤投与群9,929例中1例において自殺念慮が認められたのに対して、プラセボ群7,780例において自殺念慮は認められませんでした1)。
- プラセボ対照臨床試験46試験を対象に統合解析を行った結果、行動変化に関連する事象(不眠、易刺激性等)が、本剤投与群11,673例中319例(2.73%)、プラセボ群8,827例中200例(2.27%)において認められましたが、統計学的な有意差は認められませんでした2)。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
15. その他の注意 15.1 臨床使用に基づく情報 プラセボ対照臨床試験41試験を対象に統合解析を行った結果、本剤投与群9,929例中1例において自殺念慮が認められたのに対して、プラセボ群7,780例において自殺念慮は認められなかった1)。また、プラセボ対照臨床試験46試験を対象に統合解析を行った結果、行動変化に関連する事象(不眠、易刺激性等)が、本剤投与群11,673例中319例(2.73%)、プラセボ群8,827例中200例(2.27%)において認められたが、統計学的な有意差は認められなかった2)。[8.5参照] |
[関連FAQ]
- 電子添文(15.1項)[2024年5月改訂(第2版)]
References
- Philip, G. et al. :J. Allergy Clin. Immunol. 2009 ;124 :691-696(PMID:19815114)
- Philip, G. et al. :J. Allergy Clin. Immunol. 2009 ;124 :699-706(PMID:19815116)
2024/5/8