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キャリアストーリー

MR時代の豊富な経験を武器に
新薬のマーケティングに挑む。
「この薬のことなら南壽に聞け」と
社内外から認められる人材に。

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キャリアストーリー

MR時代の豊富な経験を武器に
新薬のマーケティングに挑む。
「この薬のことなら南壽に聞け」と
社内外から認められる人材に。

Kyorin キョーリン製薬 RECRUIT

ENTRY
  • 南壽 真乃介
    SHINNOSUKE NASU
  • 製品企画部 感染症グループ
  • 2004年入社
    ※掲載内容は取材当時のものです

CAREER STEPS

  • 2004年

    MRとして入社
    入社後、九州の長崎営業所に配属。医療機関への情報提供に奔走するとともに、地域の医師の先生方が交流できるイベントなども自ら企画。長崎におけるキョーリン製薬の存在感を高めていくことに尽力した。
  • 2014年

    マーケティング部門に異動
    本社のマーケティング部門に異動。呼吸器/耳鼻科グループに所属し、自社の医薬品を普及させる戦略の立案から実行までを担当。オピニオンリーダーの医師との関係構築のために海外学会などにも参加。
  • 2019年

    新薬のマーケティングを担当
    新たに発足した感染症グループに参画し、承認された新薬のマーケティングを担当。発売に向けてのプロモーション戦略の立案はもちろん、現場のMRへの教育・啓発のために全国の営業所を飛び回る毎日。

大学時代は有機化学を専攻。しかし地道な実験を重ねる研究職よりも、医師と直接関わりながら社会貢献するMR職に惹かれてキョーリン製薬に入社したという南壽。MRとして有意義なキャリアを重ねていたが、入社11年目に本社へ異動。そこでMR経験を武器に医薬品のマーケティングに携わることになった彼は、さまざまな力を磨いていま会社全体に影響を及ぼす人材へと成長を遂げている。

2014

青天の霹靂。でもこの異動がきっと
自分の成長につながると本社へ。

私は入社後10年間、長崎営業所でMRとしてキャリアを重ねてきました。県内の開業医や基幹病院、大学病院などさまざまな医療機関を担当し、後半はチームリーダーを任され、チーム全体のMR活動の方針を立ててメンバーを率いていく立場に。私自身、医師と信頼関係を築いていくMRの仕事にとてもやりがいを感じ、チームマネジメントも経験してこのまま現場の最前線でキャリアアップしていきたいと考えていました。しかし、ちょうど10年経った時、本社のマーケティング部門へ異動の辞令。キョーリンのマーケティング部門は、医薬品の売上予測を立て、それを達成するための先生方へのプロモーション戦略を立案し、現場のMRにアクションプランを展開して実行するところまですべて担っていく仕事。異動を告げられた時は本当に驚きましたが、こうした仕事が経験できるチャンスはそう手に入るものではなく、きっと自分の成長につながるに違いない。そう意気込んで本社に乗り込んだものの、当初しばらくは業務に要求される専門性の高さと業務範囲の広さに驚き、自分の価値を早期に発揮できるよう奮闘する毎日でした。

2017

ヨーロッパの有名なドクターを
巻き込んだマーケティングを企画実行。

当時、マーケティングのチームのスタッフはみな研究開発出身で、MR出身は私一人だけでした。それが自分の特長だと捉え、MR経験を活かしてチームに貢献しようと奮闘。たとえば薬を広く認知いただくためには、業界に影響力を持つ医師の方々と関係を築き、製品普及の支援をしてもらうことも重要なのですが、そうしたドクターとの折衝はMR出身の私の得意分野。またMRの気持ちが理解できるので、現場のニーズに沿った戦略も立てられる。そうして自分の強みを活かして業務に取り組むうち、徐々に成果を出せるようになってきました。以前に担当した喘息薬のマーケティングでは、世界的に有名なヨーロッパのドクターに製品普及の支援をしていただこうと考え、日本で権威のある先生との対談を企画。ロンドンでの対談をセッティングし、私も現地に赴いてその場をリードしました。そして対談の内容を冊子化し、プロモーションのツールとして全国のMRに配布したところ、現場から「あの冊子が非常に役に立った」「先生方に好評で薬の理解・浸透につながった」という反応が続々と寄せられ、その時は大きなやりがいを覚えました。

2019

新薬の発売に向けて、全国各地の
営業所を行脚してMRを教育。

現在は感染症領域の新薬のマーケティングを担当しています。先日承認されたばかりで発売に向けての準備を進めているところですが、何よりも現場のMRにこの新薬の価値をきちんと理解してもらうことが重要だと考え、北海道から沖縄まで全国の営業所を行脚してMR教育に力を注いでいます。赴く先々でこの新薬をどうプロモーションすべきかをレクチャーする一方、MRに同行して医療機関を訪問し、自ら先生方への説明にもあたっています。各地を飛び回って忙しいのですが、やはり私は現場が好きなので、こうして自分が先頭に立って現場を牽引していくのはとてもエキサイティングで、毎日が充実しています。まずはこの新薬を滞りなく上市させて、患者貢献をした喜びを味わいたい。そしてこの新薬を皮切りに、感染症領域のラインナップも充実させて新たな重点領域に成長させ、市場から「感染症といえばキョーリン製薬」と認められるポジションを取りたい。さらにそのなかで「感染症に関することなら南壽に聞け」と社内外に知れ渡るような、そんな人材になることがいまの私の目標です。

これまでを振り返って

MRから本社のマーケティング部門への異動はまさに青天の霹靂でしたが、このポジションに就いて視野が大きく広がりました。特にキョーリン製薬のマーケティングは、すべてのプロセスに自分の意思を反映できる。外資系の大手製薬企業などはマーケティング業務が細分化されているようですが、キョーリンでは担当者が一貫してマーケティングを遂行していくため、会社に及ぼせる影響力も大きい。どうすれば医薬品を世の中に普及させることができるか、その戦略の立て方から人の動かし方まで、様々な能力が身についたという実感がありますし、この経験は将来マネジメントに携わることになっても大いに活きると思っています。

これまでを振り返って

MRから本社のマーケティング部門への異動はまさに青天の霹靂でしたが、このポジションに就いて視野が大きく広がりました。特にキョーリン製薬のマーケティングは、すべてのプロセスに自分の意思を反映できる。外資系の大手製薬企業などはマーケティング業務が細分化されているようですが、キョーリンでは担当者が一貫してマーケティングを遂行していくため、会社に及ぼせる影響力も大きい。どうすれば医薬品を世の中に普及させることができるか、その戦略の立て方から人の動かし方まで、様々な能力が身についたという実感がありますし、この経験は将来マネジメントに携わることになっても大いに活きると思っています。

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