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キャリアストーリー

臨床開発も、マーケティングも、
そして世界が相手の事業開発も経験。
多様なキャリアを積んだ私だからこそ
提供できる価値を考え、事業に貢献したい。

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キャリアストーリー

臨床開発も、マーケティングも、
そして世界が相手の事業開発も経験。
多様なキャリアを積んだ私だからこそ
提供できる価値を考え、事業に貢献したい。

Kyorin キョーリン製薬 RECRUIT

ENTRY
  • 野中 聡史
    SATOSHI NONAKA
  • ライセンス部
    ライセンスグループ
  • 2004年入社
    ※掲載内容は取材当時のものです

CAREER STEPS

  • 2005年

    臨床開発を担当
    入社後1年間、化合物の薬理活性をスクリーニングする業務に携わった後、臨床開発部門へ。臨床試験の計画立案と実施を通じて、安全性の確認と至適用量の検討・検証、そして承認申請までの一連の新薬開発プロセスを経験。
  • 2013年

    新薬マーケティングを担当
    臨床開発を担当していた新薬が承認されるにあたり、発売に向けてのマーケティングを担当するため営業本部へ。医師などの医療従事者にこの新薬の価値をどう伝えていくか、そのプロモーションの企画と推進に奮闘。
  • 2018年

    ライセンスグループへ
    他社からライセンス導入する新薬候補品の探索と調査、評価検討を主に担当。国内外を問わず、キョーリン製薬の将来を担う新薬につながる種を探し出すべく業務に邁進している。

大学院で研究していたのは免疫学。製薬業界を志し、新薬の種を探索する研究よりも、患者さんにより近いところで力を発揮したいと臨床開発職を志向し、キョーリン製薬に入社した野中。複数の臨床開発プロジェクトに関わった後、新薬のマーケティングと新薬候補品のライセンス導入業務を経験。さまざまなキャリアを積んで視野が大きく広がり、製薬業界全体を意識して自分の価値をさらに高めていこうとしている。

2013

予想外の異動。自分が開発した
新薬を携えて営業本部へ。

入社10年目、予想もしていなかった辞令が私に下りました。開発本部から営業本部への異動。私は臨床開発職を志してキョーリン製薬に入社し、それまで新薬承認に向けた複数の臨床開発プロジェクトに携わってきました。5年目には、喘息治療の新薬候補品を他社から導入するにあたって、当社が開発する価値のある薬かどうかを検討する社内横断型のプロジェクトにも開発部門を代表して参加。その候補品の評価に関わり導入を実現した後は、臨床試験の計画立案のため、呼吸器領域のオピニオンリーダー医師と関係を構築。そこから5年ほどかけ、複数の臨床試験を通じて有効性と安全性を確認し、承認申請資料を作成、新薬承認を申請するところまでを担当しました。その喘息治療薬が承認されるタイミングで、突然の異動の辞令。なぜ私が営業本部に?と驚きましたが、その時に上司から言われたのは「この喘息治療薬のことをよく知っている人間がマーケティング部門に必要」と。自分が開発した薬がどうすれば普及するのかを考えることを期待され、私はまったく未知の仕事にチャレンジすることになったのです。

2014

その新薬を知り尽くしていたことが
マーケティングの大きな武器に。

新薬のマーケティングは、新薬の適正使用情報を医師などの医療従事者へ適切に紹介するため、プロモーションの方法を考えたり、営業資材を作製して現場のMRに活用方法を伝達し、売上計画を遂行していくことがミッション。私にはMRの経験がなかったので、どんな施策が現場に受け入れられるのか、当初はそれがわからず大変苦労しました。机上で考えているだけでは説得力のあるものが作れないため、自ら営業所に足を運んでMRの方々と直にコミュニケーションをとり、臨床現場では何が求められているのかを直に学びながらプロモーションを企画。さまざまな苦労があったものの、私は薬を開発した当事者として、科学的な根拠をもとに「いかにこの薬が有用なのか」を先生方に説得力をもって伝える方法を考え続けました。自分の力不足を実感したり悩む事も多々ありましたが、その経験は私の大きな強みになりましたし、企画したプロモーションが成功し、医師や患者さんから良い反響があったという声がMRから返ってきた時は、とても大きな充実感を覚えました。この仕事に就いてから、研究・開発の枠を超えていろいろなバックグランドを持つ人たちと関わることで視野が広がり、事業をいろんな角度から捉えられる力がついたように思います。

2018

再び新たな挑戦。新薬候補品の
ライセンス導入に貢献したい。

そして入社15年目、再び私は新たな仕事にチャレンジする機会を得ました。新発売から数年が経過した製品について自分が貢献できる役割は何かを考えることが多くなってきた頃、事業開発本部のライセンスグループへ異動になったのです。そこで担うことになったのは、会社の将来の新薬ラインアップをより充実させるために、社外から開発候補品をライセンス導入すること。事業開発本部はこれまで培ったような科学的な知識に加えて、ビジネスとして成り立つかといった検討が要求される重要な部門です。世界中から候補品を探し出し、限られたデータを手がかりに自社で開発できるかどうかを社内の他部署とともに検討。有望だと判断すれば、それを導入することで得られるメリットや上市後の投資回収に至るストーリーを描くことが求められます。候補品を見出すために国内他社との日頃の情報交換を大切にしているほか、海外へ出張して開発元の会社と直接面談する機会も活用しています。一筋縄ではいかない仕事ですが、ぜひこの手で有望な新薬の導入を成功させたい。そしてゆくゆくは、臨床開発、マーケティング、事業開発とさまざまなキャリアを積んできた経験を活かし、新規事業を開拓するような業務に関われればと考えています。

これまでを振り返って

キョーリン製薬は、若くても大きなチャンスが与えられ、自分の考えで仕事を動かせる可能性のある会社です。これまで担当してきた業務の中には、おそらく他社では私の年齢やポジションでは担当できないような仕事もあったと思います。こうした恵まれた環境に感謝するのと同時に、常に製薬業界の最先端を意識してレベルアップに努め、キョーリン製薬という器がなくても自分の名前で勝負できる人材になりたい。そうした気概が自分を成長させ、会社をより良く変える力も身についていくと信じて日々の業務に取り組んでいます。これからさらに多様な実績を積んで、事業全体をマネジメントできる人材を目指していきます。

これまでを振り返って

キョーリン製薬は、若くても大きなチャンスが与えられ、自分の考えで仕事を動かせる可能性のある会社です。これまで担当してきた業務の中には、おそらく他社では私の年齢やポジションでは担当できないような仕事もあったと思います。こうした恵まれた環境に感謝するのと同時に、常に製薬業界の最先端を意識してレベルアップに努め、キョーリン製薬という器がなくても自分の名前で勝負できる人材になりたい。そうした気概が自分を成長させ、会社をより良く変える力も身についていくと信じて日々の業務に取り組んでいます。これからさらに多様な実績を積んで、事業全体をマネジメントできる人材を目指していきます。

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