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キャリアストーリー

MRの現場を経験してきたことが、
事業開発業務に取り組んでいく上で
いま私の大きな強みになっている。

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キャリアストーリー

MRの現場を経験してきたことが、
事業開発業務に取り組んでいく上で
いま私の大きな強みになっている。

Kyorin キョーリン製薬 RECRUIT

ENTRY
  • 落合 由美子
    YUMIKO OCHIAI
  • アライアンス部
    アライアンス管理グループ
  • 2008年入社
    ※掲載内容は取材当時のものです

CAREER STEPS

  • 2008年

    MRとして入社
    入社後、MRとしてキャリアをスタートし、神奈川の営業所に7年、東京の営業所に3年在籍。価値のある医薬品を、明確なエビデンスに基づいて正々堂々と提案できるMRの仕事に大いにやりがいを感じる。
  • 2018年

    ライセンスグループへ
    上司からのアドバイスをきっかけに、新たなキャリアを求めて社内公募で事業開発本部のライセンスグループへ。現場のMRたちが望んでいる医薬品を社外から導入していくライセンス業務に携わる。
  • 2019年

    アライアンス管理グループへ
    事業開発本部内でアライアンス管理グループへ異動。他社から導入し自社で販売している医薬品の事業管理を主に担当。現場のMRに貢献できるとともに、より収益性を向上させるビジネスプランの企画推進に奮闘中。

大学時代は外国語学部でイタリア語を専攻していたものの、「人の役に立ちたい」という想いで就職活動を続けるうちにMRという仕事に出会い志望。キョーリン製薬入社後、約10年MRとしてキャリアを積み、自ら手を挙げて本社の事業開発部門へ。現在はMR時代の経験をもとに、また学生時代に身につけた語学力も活かしながら、製薬ビジネス全体を見渡してキョーリン製薬の経営に貢献する仕事に挑んでいる。

2017

MR活動で感じた問題意識を
自ら解決したいと本社へ。

私は社内公募でMRから本社の事業開発部門に異動しました。それまで10年ほど首都圏の営業所でMRとして広く経験を積み、今後のキャリアを考えていたところ、当時の上司が「落合さんはライセンス業務なども向いているのでは?」と勧めてくれたのです。ライセンス業務とは、他の製薬企業や創薬ベンチャーなどが生み出した新薬候補品を自社に導入し、キョーリン製薬がその後の開発と発売を担うための探索・調査や交渉を担う仕事。正直、社内にそんな仕事があることさえ知らなかったのですが、上司から話を聞いてとても興味を持ったのです。というのも、MRを務めていた当時には、キョーリンが強みを持つ重点3領域でドクターの方々から評価いただいていたものの、必ずしも製品ラインアップが万全とは言えず、「こんな薬があればもっと貢献できるのに」と残念に思うことがありました。このライセンス業務は、まさにそれをかなえる仕事。患者さんやドクターが待ち望んでいる新薬を、他社との提携でいち早く現場にもたらすことができる。そんなふうに考えていた折、ちょうど事業開発部門のライセンスグループで公募があり、チャレンジしてみたいと応募したのです。

2018

現場をワクワクさせる新薬を
もたらすべく、未知の業務に挑戦。

異動先であるライセンスグループは、他社から導入する新薬候補品を見定めることが大きなミッションのひとつであり、有効性・安全性を評価する上で薬理の専門知識も求められます。まわりのメンバーは研究職で入社された方々ばかり。私は文系出身のMRでまったく畑違いだったのですが、それでも社内公募で選ばれたのは、現場のMRがどんな化合物を求めているのか、リアルな感覚を期待されてのことだと思います。「MRが必要とする新薬、つまり医療の現場が求めている新薬を導入したい」と自分でも懸命に勉強し、グループの先輩方からの知恵もお借りしながら導入品の検討を進めました。また、自社製品の導出先選定もライセンスグループの仕事なのですが、MRとして発売準備をしていた新薬の導出業務にも携わり、営業現場での経験や知識を生かすことができました。そして半年ほどライセンス業務を経験した後、事業開発本部内でアライアンス管理グループへ異動することに。アライアンス管理とは、一言でいえばライセンス活動の後工程を担う業務です。具体的には、導入・導出に係る契約交渉・締結や、提携後のビジネスの維持・管理・課題解決を通じて提携先企業との関係構築・強化を図り、さらなる提携関係への発展につなげる仕事。人事部長の「ライセンスとアライアンス、両方の業務を経験したほうが製薬ビジネス全体を把握できるようになる」との配慮から、また新たなキャリアに挑戦させてもらえることになりました。

2019

これまで培った力をもとに、
会社全体を元気にする新ビジネスを。

現在は、導入品の事業管理と海外導出した自社製品の現地開発支援を行っています。導入品の事業管理は、今後の市場動向や薬価改定に対応できるようビジネスの枠組みを見直していくことが私の役割。担当している導入品は、私がMR時代にドクターの方々に情報提供していた薬ばかり。ですから、ビジネスの枠組みをどう変えれば収益が上がり、また現場のMRに貢献できるのかが実感できる。導出業務では、社内関係部署との密な連携の下、現地で早期に上市できるよう提携先企業を支援することで自社の収益だけでなく現地の医療にも貢献できる。そこにいま私は大きなモチベーションを覚えています。また、MRで培ったコミュニケーション力は、事業開発部門でも充分自分の強みになっていると感じています。ライセンス業務では導入候補品を抱える企業に自社の強みをたびたびプレゼンしましたし、アライアンス管理業務では提携先と交渉を行う機会も頻繁にあります。さらに提携先は海外の製薬企業が多いので、そこでは学生時代に身につけた語学力も活きています。昨今、新薬開発の難度がますます上がり、製薬業界は転換期を迎えています。こうしてさまざまな立場を経験して身につけた力をもとに、将来は会社全体が元気になるような新ビジネスを創り出したい。それが私の大きな目標です。

これまでを振り返って

入社して3~4年目までは、MRとして自分の担当エリアの目の前の先生方に何ができるのか?を考えるのに精一杯でした。その後、後輩が増えて営業所でリーダー的な立場に就くと、自分の担当エリアだけでなく、他のメンバーのエリアにも目を配って共通の課題があれば一緒に解決していくなど、仕事に取り組む視野が広がりました。そして本社の事業開発部門に来てから、さらに視点が高くなった。自分が考えたビジネスの枠組みについて社長を始め経営陣に直々に提案して承認をもらう機会も増え、経営の考え方にも直に触れながら、会社全体のことを考えてビジネスを動かせるようになってきたことに大きな成長を感じています。

これまでを振り返って

入社して3~4年目までは、MRとして自分の担当エリアの目の前の先生方に何ができるのか?を考えるのに精一杯でした。その後、後輩が増えて営業所でリーダー的な立場に就くと、自分の担当エリアだけでなく、他のメンバーのエリアにも目を配って共通の課題があれば一緒に解決していくなど、仕事に取り組む視野が広がりました。そして本社の事業開発部門に来てから、さらに視点が高くなった。自分が考えたビジネスの枠組みについて社長を始め経営陣に直々に提案して承認をもらう機会も増え、経営の考え方にも直に触れながら、会社全体のことを考えてビジネスを動かせるようになってきたことに大きな成長を感じています。

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