本剤(フルティフォーム®50エアゾール/125エアゾール)の吸入方法と操作方法は以下のとおりとなりますので、手順に沿って使用するように指導してください。
なお、本剤は気管支喘息の発作を予防するための薬剤であり、すでに起きている発作を軽減する薬剤ではありませんので、医師の指示どおり毎日規則正しく使用するように指導してください。
各部の名称 |
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薬の残量(カウンター表示)について |
●アルミ缶を押すと、自動的にカウンターが動き、最初は緑色、使っていくうちに黄色、赤色へ変わっていきます。 ●表示が「0」になりましたら、新しいフルティフォーム®と交換してください。 ●カウンターは以下のように表示されます。 56吸入用:56・45・35・30・25・20・15・10・5・0 120吸入用:120・110・100・90・80・70・60・55・50・45・40・35・30・25・20・15・10・5・0 |
吸入方法 |
◆キャップの外し方 |
キャップの左右を持って外します。 |
◆初めて噴霧する場合または3日以上使用しなかった場合 |
吸入器をよく振った後、体から離してアルミ缶を押し、4回空噴霧します。 ※アルミ缶を押す時は、まっすぐに立てて操作してください。 |
◆赤になったら再受診 |
カウンターを毎日確認し、表示が赤色になりましたら、再受診して新しいお薬の準備をしてください。カウンターが「0」になったら、吸入しないでください。 |
◆吸入ステップ |
※アルミ缶を押す時は、まっすぐに立てて操作してください。 |
弊社の医療関係者向け情報サイトには、使用方法の動画リンクや患者向け資材が掲載されています。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
5. 効能又は効果に関連する注意 5.1 患者、保護者又はそれに代わる適切な者に対し次の注意を与えること。 本剤は発現した発作を速やかに軽減する薬剤ではないので、急性の発作に対しては使用しないこと。 |
14. 適用上の注意 14.1 薬剤交付時の注意 14.1.1 吸入前 (1) 本剤の投与にあたって、吸入器の操作法、吸入法等を十分に説明すること。 14.1.2 吸入時 良く振ってから使用させること。 14.1.3 吸入後 口腔カンジダ症又は嗄声の予防のため、本剤吸入後に、うがいを実施するよう患者を指導すること。ただし、うがいが困難な患者には、うがいではなく口腔内をすすぐよう指導すること。 |
[関連FAQ]
- 同梱資材(フルティフォーム®を使用される患者の皆様へ)[2017年1月改訂(0001A17KD)]
- 電子添文(5.1項、14.1.1(1)項、14.2項、14.3項)[2024 年5月改訂(第6版)]
2025/8/1