本剤(ケタス®カプセル10mg)の有効成分であるイブジラストは、主として肝臓で代謝されます。
このため、肝機能障害のある患者では本剤の代謝が遅延するおそれがありますので、患者の状態を観察しながら慎重に投与してください。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.3 肝機能障害患者 |
[解説]
本剤は肝臓で代謝を受けるため、肝機能障害のある患者においては代謝が遅延されるおそれがあり、また、肝機能障害の既往のある患者や合併している患者に本剤が投与されて、AST(GOT)やALT(GPT)等の上昇が見られたことも報告されている。
[関連FAQ]
- 電子添文(9.3項)[2024年5月改訂(第2版)]
- インタビューフォーム(VIII.6.(3)肝機能障害患者)[2025年7月改訂(第17版)]
- 解説;インタビューフォーム(VIII.6.(3)肝機能障害患者)[2025年7月改訂(第17版)]
2025/7/1