ドクターサロン63巻05月号(4.2019)

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金地病院副院長 小野瀬裕之 先生

34歳女性。TSH 0.011、FT3 4.28、FT4 1.18 TRAb(−)とT3優位の甲状腺機能亢進を認める方がいます。データは3カ月前とほぼ変わらずで、頻脈なく、甲状腺結節も触れません。TRAb(−)のバセドウ病として、治療あるいは経過観察がよいか無痛性甲状腺炎としてのフォローアップでよいかご教示ください。(新潟県開業医)

日本医科大学名誉教授 前田美穂 先生

先日、鉄欠乏性貧血がテーマのテレビ番組で、鉄分の摂取法として食品の摂り方の中で、近年、鉄瓶を使用しなくなったことが鉄欠乏の一因だと鉄器販売店まで紹介されていました。鉄代謝についてご教示ください。(東京都開業医)

聖マリアンナ医科大学代謝・内分泌内科教授 田中逸 先生

2型糖尿病治療薬のなかで、最近、SGLT2阻害薬が注目されています。血糖を降下させる以外にも、内臓脂肪の減少に寄与するとのことですが、筋肉についてはいかがでしょうか。ご教示ください。(東京都開業医)

慶應義塾大学整形外科教授 松本守雄 先生

腰椎すべり症の治療についてご教示ください。(宮城県開業医)

順天堂大学練馬病院小児科先任准教授 大友義之 先生

夜尿症におけるアラーム療法についてご教示ください。
1.アラーム療法の実際のやり方については、施設によってかなり違いがあるようです。アラームが鳴っても、着替えさせたり、トイレ排尿を促すこともせず、そのまま就眠させる施設もあれば、アラームが鳴ったら必ずきちんと覚醒させ、トイレまで行かせて残りを排尿させるところもあります。ガイドラインでは後者ですが、どのようなやり方が一番効果的なのでしょうか。
2.夜尿症の治療の原則は「あせらず、怒らず、起こさず」であり、保護者が児を起こしてトイレに行かせることは推奨されていません。アラーム療法と、起こして排尿させることに大きな違いはないと思いますが、どうしてアラーム療法は効果があり、起こして排尿させることは推奨されないのでしょうか。(埼玉県開業医)

東京女子医科大学八千代医療センター小児科教授 髙梨潤一 先生

急性散在性脳脊髄炎の5歳女児。ステロイドパルス療法(メチルプレドニゾロン点滴静注 30㎎/kg/日 5日間)後から、プレドニゾロン1㎎/kg/日 内服開始し、漸減中。急性散在性脳脊髄炎の発症前に、水痘予防接種2回実施済みです。幼稚園児ですが、プレドニゾロンの内服終了までに周囲で水痘流行時には、アシクロビルを積極的に予防投与すべきでしょうか。また、留意点、注意点などについてご教示ください。(大分県開業医)

東京女子医科大学東医療センター小児科教授 杉原茂孝 先生

学校健康診断で、肥満症をチェックされた場合、二次精査項目(内分泌疾患等含めて)、治療、予後観察のup to dateについてご教示ください。(青森県開業医)

国立成育医療研究センター耳鼻咽喉科診療部長 守本倫子 先生

以前から育児雑誌等で時折記載されている「頭位性中耳炎」あるいは「ミルク性中耳炎」と呼ばれている中耳炎の発生機序についてご教示ください。「赤ちゃんがミルクを飲むときに横になった(寝かせた)状態に近い体勢だと、鼻へ逆流したミルクが耳管を通じて中耳に到達して中耳炎を起こすものです」と、ある雑誌に耳鼻科医の解説・指導として記載されていました。哺乳瓶でミルクを与えるときに寝かせて与えることは、通常勧めないと思います。しかしながら、母乳育児で赤ちゃんを寝かせたままの添い乳はありえます。「頭位性中耳炎」あるいは「ミルク性中耳炎」は起こりうるのか、添い乳はやめるべきなのか、ご教示ください(できるだけ母乳育児を勧める立場からの疑問点です)。(大分県開業医)

東京女子医科大学皮膚科学講座 教授・講座主任 石黒直子 先生

特発性色素性紫斑についてご教示ください。82歳の女性、反復性膀胱炎で通院中です。入浴時に偶然、両膝にそれぞれ径2cmほどの楕円形様の濃赤調の皮疹があることに気がついたそうです。そう痒感はなく、皮膚科受診にて上記疾患と診断されました。病巣感染や薬剤との関連はいかがでしょうか。(大阪府開業医)

国際医療福祉大学医学部循環器内科主任教授 河村朗夫 先生

筑波大学循環器不整脈学講座教授 野上昭彦 先生

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