ドクターサロン63巻07月号(6.2019)

記事ごとの個別閲覧は下記から行えます

日本医科大学武蔵小杉病院呼吸器内科教授 吾妻安良太 先生

肺線維症の患者さんの治療についてご教示ください。
1.2種類の肺線維症の薬の使い分け
2.エリスロマイシンやクラリスロマイシンの使い分け
3.ルパタジンなどの抗PAF薬は有効かどうか(群馬県開業医)

昭和大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー内科学部門主任教授 相良博典 先生

気管支拡張剤の使い方についてご教示ください。感染症に起因する咳嗽に対しての気管支拡張剤のエビデンス、また、気管支喘息発作予防目的での気管支拡張剤のエビデンスはあるのでしょうか。(東京都開業医)

横浜栄共済病院循環器内科部長 野末剛 先生

冠動脈ステント留置術後の血栓予防についてご教示ください。
1.以前に留置されたベアメタルステントの血栓予防は、抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)を継続したほうがよいのでしょうか。
2.DAPTは、最近の薬剤溶出性ステント留置後1年以上継続したほうがよいでしょうか。また、1年で中止しても予後は変わらないでしょうか。(兵庫県開業医)

東京医科大学消化器内科主任教授 糸井隆夫 先生

慢性膵炎におけるアルコールの可否についてご教示ください。アルコール2合歴の68歳の男性。平成30年1月に心窩部痛あり、AMY1262尿AMY10550で、膵管拡張3~4mmあり、膵頭部主膵管内8mm膵石あり、ERCP、ESTで排石、膵管ステント5Fr 3cmが留置されています。その後、渇酒願望があります。病院で落ち着いたら飲酒(可)といわれたということです。慢性膵炎は男性では多くが、アルコールが原因で基本進行する疾患であり、膵石ができるような膵炎は、生涯にわたり禁酒が第一と認識していました。ほかに慢性膵炎後、糖尿病になった患者さんや膵管拡張が持続しているケースでも、飲酒されているケースがあります。最近は、慢性膵炎の慢性期は状況により飲酒可能となっているのでしょうか。(奈良県開業医)

東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科講師 丸山之雄 先生

慢性腎不全(糖尿病性、高血圧性、その他)に対して、透析予防のため、徹底的に生活指導(減塩、蛋白制限、減K等)をして、原疾患の治療をしているが、透析への時期の限界をご教示ください。また、透析専門医に相談すると、比較的容易に透析したほうが良いような返事です。また、尿酸値上昇は下げたほうが、腎機能は少し回復するのでしょうか。(福岡県開業医)

虎の門病院肝臓内科部長 鈴木義之 先生

B型肝炎集団訴訟でカルテ開示のため来院された64歳の女性。患者両親のHBV感染既往は不明です。当院ではHBs抗原陽性、HBc抗体陽性より無症候性キャリアと診断して、肝臓専門病院に意見書作成を依頼しました。
1.HBVの母子感染(垂直感染)と、昔のワクチンによる血液汚染針からの水平感染はどのような検査で鑑別できるのかをご教示ください。
2. HBVは母子感染以外は血液感染または体液感染が主体で、性行為、刺青、針刺し事故が主な感染ルートと理解していましたが、涙や唾液からの感染があり、幼稚園や保育園で感染したことで慢性肝炎の原因になるため、HBVワクチンが定期接種になったと聞きました。HBVの涙や唾液からの感染、および日常生活での感染予防についてどのように対応、指導すべきかをご教示ください。(兵庫県開業医)

帝京平成大学健康メディカル学部健康栄養学科教授 児玉浩子 先生

血清亜鉛値が、早朝空腹時検体では正常域にあり、午後、食後4時間検体では正常値以下の低値です。関連した臨床症状はありません。血清亜鉛値は、一般に日内変動や食事時刻との関係による変動が著明なようですが、上記のような場合はどう判断すべきでしょうか。(長崎県開業医)

小笠原六川国際総合法律事務所パートナー弁護士・医師 平野大輔 先生

未成年者の受診についてご教示ください。時々、中高生の患者さんが一人で受診するケースがあります。親御さんは仕事で不在とのこと。このような場合の対応に困ってしまいます。電話連絡がつかないケース、ついたとしても電話口での説明が難しいケース、診察同意書の必要性、不測の事態が起こったときの責任の所在、18、19歳はどうすべきかなど、考えることが多いです。どのような対応をすべきかご教示ください。(横浜市開業医)

順天堂大学小児科教授 清水俊明 先生

便秘に効果のある食品についてご教示ください。(大分県開業医)

東邦大学医療センター大橋病院小児科教授 清水教一 先生

ウイルソン病についてご教示ください。病態、診断、治療、予後、アップデート、特に診断については、プライマリケアにおいての簡便的な方法もご教示ください。(青森県開業医)

日本医科大学大学院医学研究科 循環器内科学分野 大学院教授 清水渉 先生

浜松医科大学内科学第三講座教授 前川裕一郎 先生

国際医療福祉大学三田病院肺高血圧症センター准教授 田村雄一 先生

北里大学北里研究所病院循環器内科教授 猪又孝元 先生

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