ドクターサロン67巻1月号(12.2022)

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帝京大学溝口病院内科講師 磯尾直之 先生

高コレステロール血症に対してスタチンが広く使用されていますが、スタチンと認知症の関連が問題となっています。スタチンが認知症予防になるとの論文も出ているようですが結論は出ているのでしょうか。心血管イベントの新規発症はLDL-C 120㎎/dLがクリティカルとされていますが、家族性の要因もあると思います。スタチンが認知症を促進すると結論が出ていたらスタチンは服用せずにエゼチミブを使用すべきでしょうか。(新潟県開業医)

国際医療福祉大学三田病院循環器内科部長 矢田浩崇 先生

高齢者~超高齢者の心房細動治療について、レートやリズムコントロールはどこまで治療するのでしょうか。使用薬剤、心機能との兼ね合い、ポリファーマシーの問題なども含めご教示ください。(群馬県開業医)

埼玉医科大学総合医療センター腎・高血圧内科教授 長谷川元 先生

HIF-PH阻害薬についてご教示ください。血管内皮細胞増殖因子(VEGF)への効果から副作用が強調されますが、閉塞性動脈硬化症(ASO)などへの影響はいかがでしょうか。(三重県開業医)

東京医科大学消化器内視鏡学主任教授 河合隆 先生

コロナ禍で感染対策が困難なため上部内視鏡検査を中止していましたが、感染者数の減少により再開を考えています。上部内視鏡検査中、検査後の内視鏡洗浄に伴う新型コロナウイルスの感染リスクと対策についてご教示ください。(神奈川県開業医)

国立感染症研究所インフルエンザ・呼吸器系ウイルス研究センター長 長谷川秀樹 先生

COVID-19のワクチンは1年もかからず開発され臨床化されたのに、それより重病と思われるC型肝炎、HIV、エボラウイルスのワクチンはなぜいまだに開発されていないのかご教示ください。(愛知県開業医)

自治医科大学分子病態治療研究センター抗加齢医学研究部教授 黒尾誠 先生

リンとエイジング、特に心疾患と死亡率についてご教示ください。(愛知県開業医)

井口腎泌尿器科・内科 新小岩副院長 清田浩 先生

山間部で広範囲に在宅対応を行っています。独居の高齢女性でたびたび尿路感染を生じる患者さんがおり、適宜抗生剤対応、保清、洗浄を指示していますが、対応が頻回になっています。CultureではGNRがほとんどで耐性化もみられていませんが、今後、多剤耐性菌の出現も危惧しています。抗生剤のローテーションなど対応方法についてご教示ください。(三重県開業医)

名古屋大学小児科特任教授 夏目淳 先生

熱性痙攣が止まっている場合の外来でのジアゼパム坐薬の使用についてご教示ください。熱性痙攣診療ガイドラインでは「来院時に熱性痙攣が止まっている場合、外来でルーチンにジアゼパム坐薬を入れる必要はない」と記載されています。しかし、ジアゼパム坐薬を使用しなかったグループは、使用したグループに比べて熱性疾患罹患中の熱性痙攣再発が有意に多いという報告が多くあります。また、発熱24時間以内に複数回発作を認めた場合は複雑型に分類され、将来てんかん発作リスクが高いとされています。初期治療の差(ジアゼパム坐薬を使用したかしていないか)で複雑型に分類されてしまう症例も存在しますが、それでも将来のてんかん発症のリスクが左右されてしまうのでしょうか。(埼玉県開業医)

帝京大学小児科教授・小児アレルギーセンター長 小林茂俊 先生

小児のアレルギー検査の考え方についてご教示ください。入学、入園前の小児で特異的IgE抗体などによるアレルギー検査をスクリーニングとして希望される場合があります。必ずしも喘息や鼻炎があるわけではなく、保護者が子どもにアレルギーがあるのか知りたい、入園の書類に「アレルギー検査の有無」という項目があるなどの理由です。後者はアレルギー疾患がある場合の1項目と思われますが、保護者によっては必要な検査と感じてしまうのかもしれません。本来疑わしい抗原があって初めて考えるものだと思いますが、どのように説明すればよいでしょうか。(福島県開業医)

国立精神神経医療研究センター臨床検査部・総合内科部長 髙尾昌樹 先生

東邦大学産業精神保健・職場復帰支援センター長・教授 小山文彦 先生

北里大学大学院産業精神保健学教授 田中克俊 先生

三井記念病院精神科部長 中嶋義文 先生

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