ニュースリリース

当社の子会社である杏林製薬株式会社（本社：東京都千代田区、社長：荻原 茂、以下｢杏林製薬｣）は、「遺伝子解析装置 GeneSoC mini｣（以下、本製品）を、本日発売いたしました。

本製品は、リアルタイム PCR※1法に基づいた、独自のマイクロ流路型サーマルサイクル技術により、短時間（5-15 分程度）で試料中のターゲット遺伝子を解析することができる装置であり、軽量・小型で限られたスペースにも設置することが可能です。このように迅速性と小型化を実現することにより、POCT※2での臨床検査に貢献できるものと考えます。

杏林製薬は、「GeneSoC」及び本製品専用の研究用試薬、体外診断用医薬品の開発・発売を目指しており、これらの製品を通して感染症の診断・予防・治療に貢献してまいります。

なお、本件の 2022 年 3 月期の業績予想に与える影響は軽微です。

※1 PCR（Polymerase Chain Reaction） ： ポリメラーゼ連鎖反応のことで、遺伝子を増幅させる技術
※2 POCT（Point of Care Testing） ： 臨床現場即時検査、患者サイドで行う検査

製品概要
■ 製 品 名：「遺伝子解析装置 GeneSoC®mini」
■ 希望納入価格（タブレットを含む）：1,152,800 円（税込）
■ 外観寸法：上面直径約86mm×底面直径約105mm×高さ約 155mm
■ 重　　量：約 650g（AC アダプター除く）
■ 製造販売届出番号：13B3X10244000001